【海外発!Breaking News】就寝中、心臓発作に襲われた飼い主を起こした猫 「起こしてくれていなかったら間に合わなかった」(英)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年8月20日 22時0分
今月8日、眠っていたイギリス在住の女性が飼っていた猫に突然起こされた。今までこのように起こされたことがなかった女性は困惑したが、すぐに自らの体が動かせないことに気付いた。一緒にいた母親に連れられて病院へ向かうと、女性は就寝中に心臓発作を起こしていたことが判明したのだ。女性は「猫が起こしてくれなかったら命はなかったかもしれない」と愛猫に感謝しているという。『The Mirror』などが伝えた。
今月8日早朝、英ノッティンガムシャー州ステープルフォード在住のサム・フェルステッドさん(Sam Felstead、42)は愛猫“ビリー(Billy、7)”によって起こされた。普段のビリーはフレンドリーな性格ではなく、サムさんに近づいて起こすなどとても珍しい行動だった。猫によってはエサが欲しい時などに飼い主の注意を引くことがあるが、今回の場合はそうではなかった。ビリーによって起こされたサムさんは体を動かせないことに気付き、その直後に右わき腹に激痛が走った。
すぐに一緒に住んでいた母親のカレンさん(Karen)に連れられて病院に向かうと、サムさんは眠っている間に心臓発作を起こしていたことが判明したのだ。サムさんは、「前日は犬の散歩にも出ましたし、特に体調不良や痛みを感じることはありませんでした。でも翌朝に目が覚めるとびっしょりと汗をかいていて背中の痛みも酷く、右半身が重く変な感じがして体を動かすことができなかったんです。ビリーは私の胸の上に乗っていて、私の耳元で大きな鳴き声を上げていました」と当時を振り返った。
「ビリーは一日中寝ているので鳴き声を上げることは滅多にありませんし、膝の上に乗ってくるような猫ではなくひとりで過ごすのが好きな子なのです。しかしその日のビリーは私から離れようとしませんでした。今まで夜中に起こされたこともありませんし、ご飯が欲しいからといって寝ている私を起こしたこともありませんでした」とサムさんは普段のビリーの様子を明かしており、今回サムさんの胸の上に乗ってしきりに鳴き続けていたのはサムさんの異常に気付いていたからだとしか考えられない状況だ。
ビリーはサムさんよりもカレンさんによく懐いていており、ご飯の要求などは全てカレンさんに行っていた。サムさんを構うことはほとんどなかったため、この日のビリーの行動にはカレンさんも目を丸くしたという。カレンさんはすぐに救急車の要請をしたが2時間も待たなければならないと分かり、カレンさんが車を運転して近くの病院「Queen’s Medical Centre」にサムさんを連れて行った。
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