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【海外発!Breaking News】「私のせいだ」従業員を解雇した米CEO、涙のセルフィーで胸中語るも非難の声

TechinsightJapan / 2022年8月20日 21時0分

【海外発!Breaking News】「私のせいだ」従業員を解雇した米CEO、涙のセルフィーで胸中語るも非難の声

このほどアメリカのマーケティング会社CEOが苦渋の決断で従業員をレイオフ(一時解雇)し、涙ぐむセルフィーとともに自身の胸の内をSNSに投稿した。投稿には「従業員を愛している」と述べたものの、多くの非難の声があがってしまったようだ。『Business Standard』『The Mirror』などが伝えた。

米オハイオ州コロンバスに拠点を置くマーケティング会社「HyperSocial(ハイパーソーシャル)」のCEOを務めるブレイデン・ウォレイク氏(Braden Wallake、32)が今月10日、ビジネス特化型SNS「LinkedIn」に従業員数名をレイオフしたと明かし、その胸中を綴った。ウォレイク氏は涙ぐむ自身の写真を投稿し、このように述べている。

「これは今までシェアする中で、私にとって最も無防備な内容となるでしょう。これを投稿すべきかどうか何度も迷いました。実は先ほど、従業員を数名レイオフしたばかりなんです。LinkedInで私は『従業員をレイオフした』というたくさんの投稿を目にしました。そのほとんどは景気悪化やその他の理由によるものです。当社の場合は…それは私のせいです。」

「今日のような日、私はこう思いました。『自分は売上だけを追い求め、途中で誰かを傷つけても構わないというような経営者だったらよかったのに…』って。でも自分は違ったんです。だから世の中の全てのCEOが冷淡で、従業員を解雇しなければならない時も何も感じないわけではないとみんなに知ってもらいたいんです。」

「従業員に『愛してる』なんて言うのは、経営者としてプロフェッショナルじゃないって分かっています。でも心の底から彼らを愛しているということを知って欲しいのです。」

どうやらウォレイク氏は苦渋の決断の末、17人いる従業員のうち2人をレイオフしたようだ。彼は望まない決断に対して悲観に暮れ、思わず涙したものとみられる。一緒に投稿された写真には目を真っ赤にして涙するウォレイク氏の姿があった。この感情的な投稿は瞬く間に話題となり、彼は人々から「泣き虫CEO」と呼ばれてこのような声が寄せられた。

「泣き顔のセルフィーをSNSに投稿するなんて、とんでもないナルシストの戯言だよ。彼は世界で最も優しい人かもしれないが、これは身勝手で感覚のずれたナンセンスな投稿だという事実に変わりはない。」

「こんな自己陶酔的な投稿に共感はできない。あなたは泣いている写真を載せることで自分が弱い立場であることをアピールしようと思っているようだが、それは間違いというものだ。それが真実じゃないって自分で分かっているはず。そんなことより解雇した人たちのために他の企業に推薦したり、履歴書をシェアしたりとあなたのリサーチ力を彼らのために使ってみてはどうだろう。」

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