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【海外発!Breaking News】末期の脳腫瘍と診断された女性教師、病気の原因は「学校の蛇口から出た有毒な水」と主張(スコットランド)

TechinsightJapan / 2022年9月2日 6時0分

しかし2019年の調査報告書で敷地は安全だという結論を下したとはいえ、同調査によってキャンパス周辺で禁止化学物質であるポリ塩化ビフェニルの濃度が上昇していたことも判明していた。

ジーナさんは現在、ドイツのケルンでがん免疫療法(IO)の専門医の治療を受けるための資金25万ポンド(約4000万円)を集めると同時に、政府に2回目の土地調査を求めている。

それに対し、スコットランド政府の広報担当者は2019年の調査結果を擁護し「学校と敷地は安全で、体調不良とキャンパスに関連はない」と語っており、ノース・ラナークシャー評議会の広報担当者も「調査結果に反するいかなる主張も、単に事実無根です。この職員が雇用主にこのような主張をしたことは一度もありません」 と述べた。また公衆衛生コンサルタントであるジョン・ローガン氏(John Logan)も「学校や敷地と教師や生徒の体調不良との間には何の因果関係もない」と主張している。

なおこのニュースについて、世間から「禁止化学物質の濃度が上昇していることが浮き彫りになったにもかかわらず、なぜ政府は安全だと言い切れるのか」といった意見があがっている一方で、「学校では他に何人もの人が同じ水源で手を洗っている。もし水が原因なら全員が病気になるのでは」など疑問視する声も出ている。

画像は『Daily Record 2022年8月21日付「Scots teacher with terminal brain cancer blames ‘blue water and toxic chemicals’ at school」(Image: Tony Nicoletti/Daily Record)(Image: Supplied)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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