【海外発!Breaking News】木の伐採中にハチに襲われた男性、2万か所刺され30匹を飲み込んでこん睡状態に(米)
TechinsightJapan / 2022年9月3日 10時0分
8月26日、木の枝を伐採していたアメリカ在住の20歳男性が、枝の陰にハチの巣が隠れていたことに気付かずにカットしてしまい大量のハチに襲われてしまった。男性は頭からつま先まで約2万か所を刺され、体内からは飲み込んでしまったハチが約30匹も出てきたという。『New York Post』などが伝えた。
米オハイオ州ブラウン郡リプリー在住のオースティン・ベラミーさん(Austin Bellamy)は8月26日午前、祖母フィリス・エドワーズさん(Phyllis Edwards)と叔父ダスティン・エドワーズさん(Dustin Edwards)とともにレモンの木の枝を伐採していた。その時、枝の陰にハチの巣があることに気付かず同時に巣も切ってしまった。
攻撃を受けたと勘違いしたハチたちは、一斉にオースティンさんを襲い始めた。オースティンさんが切り落としてしまったのは“アフリカナイズドミツバチ(Africanized Honey Bee)”のハチの巣で、このハチは防御態勢が強く少ない刺激でも他のハチより多く刺すことが分かっている。そんなハチの巣を攻撃してしまったオースティンさんは、一気に大量のハチに体が覆われてしまい自力で追い払うことができなくなってしまった。
近くで一緒に作業していたフィリスさんとダスティンさんは、オースティンさんの「助けてくれ!」という悲痛な叫び声を何度も聞いたという。しかし自分たちもハチに襲われていたことやオースティンさんが高い木の上で作業していたため、はしごを登って助けに行くことができなかった。
ようやくハチの攻撃を逃れたフィリスさんはすぐに通報して助けを呼び、到着したリプリー消防隊(Ripley Fire Department)のクレイグさん(Craig)が大量のハチに覆われたオースティンさんを救い出した。そして容体を確認するとすぐにドクターヘリを要請し、オースティンさんは同州コリービルのシンシナティ大学医療センター(University of Cincinnati Medical Center)へ運ばれた。
病院で詳しく診察を受けたオースティンさんは、頭からつま先まで約2万か所をハチに刺されていることが判明した。顔やつま先はハチに刺されてしまったせいでパンパンに腫れ上がり、さらにオースティンさんは大量のハチに襲われていた際に口の中に入ってきたハチを飲み込んでしまったようで、体内からは約30匹のハチが出てきた。
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