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【海外発!Breaking News】Apple Watchの装着で重度の心疾患が判明した男性「妻がプレゼントしてくれたおかげ」(英)

TechinsightJapan / 2022年9月10日 11時30分

【海外発!Breaking News】Apple Watchの装着で重度の心疾患が判明した男性「妻がプレゼントしてくれたおかげ」(英)

昨今はスマートフォンやスマートウォッチで健康管理を行う人が増えているが、イギリス在住のある男性はApple Watchの装着をきっかけに心疾患を抱えていることに気付いたそうだ。Apple Watchに搭載されている心拍測定機能により1分間の心拍数が平均を大きく下回っていることを知った男性が病院で詳しい検査を受けたところ、48時間で138回も心停止していたことが明らかになったという。『The Mirror』などが伝えている。

イギリス在住のデイヴィッド・ラストさん(David Last、54)は今年7月、重度の心臓病を抱えていることが分かった。病気が発覚したきっかけは、4月の誕生日に妻のサラさん(Sarah、50)からプレゼントされたApple Watchだった。

心拍測定機能が搭載されているApple Watchをデイヴィッドさんが装着したところ、1分間の心拍数はわずか30回(bpm)と表示されたそうだ。ちなみに成人男性の心拍数は通常、1分間あたり60~100回(bpm)という。

当初はApple Watchが故障していると思い、その数値をあまり気にしていなかったデイヴィッドさんだが、サラさんに検査を受けるよう促され主治医に相談したところ「ノーフォーク・アンド・ノリッジ大学病院(Norfolk and Norwich University Hospital)」の心臓専門医の診察を受けるよう勧められた。

そして5月にMRI検査を受けた結果、深刻な状況であることが判明した。デイヴィッドさんは、このように振り返っている。

「MRI検査の結果が出たのは、2か月後の7月のことでした。再び専門医の診察を受けたのち、48時間の心電図検査で異常な心拍数をモニターすることになったんです。その後、病院から5回も不在着信があったので深刻な問題なんだと気づきました。病院に電話すると、慌てた様子ですぐに来院するよう言われました。そして到着するとすぐにベッドを用意してくれて、突然死の危険があると告げられたのです。」

「検査の結果、48時間で10秒おきに138回も心臓が止まっていたことが分かったんです。それは心房と心室との間の電気信号がうまく伝わっていない『心ブロック』の状態と説明されました。私の場合、発作が起こるのは主に睡眠中で、心臓の一部の血流が活発になった後に繰り返し起きるそうです。」

これまで自身はもちろん家族も心臓の病気を抱えたことはなく、活動的に過ごしてきたと話すデイヴィッドさん。検査結果が出るまでの間も通常どおりの生活を送り、6月18日には結婚式を挙げ、海外旅行にも出かけたそうだ。

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