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【海外発!Breaking News】離ればなれになったナマケモノの親子、再会し喜びを全身で表現(ボリビア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年9月16日 23時30分

【海外発!Breaking News】離ればなれになったナマケモノの親子、再会し喜びを全身で表現(ボリビア)<動画あり>

南米ボリビアの山火事で保護されたナマケモノの親子が今月初め、離ればなれになってしまった。親子はその後、獣医の協力で無事再会、当時の様子を収めた温かい動画が人々に感動を届けている。『The Dodo』などが伝えた。

今月初め、ボリビア東部サンタクルス県で発生した山火事を逃れ、同国北東部トリニダード近郊の町で保護されていたナマケモノの親子が一時離ればなれになった。

獣医のマルコ・グレミンガーさん(Marco Greminger)はその日、「母親がいないナマケモノの赤ちゃんを見つけた。野良犬から逃げようとして母親の腕から落ちてしまったようだ」という連絡を受け、現場に駆けつけた。

幸いなことにマルコさんは、赤ちゃんが取り残された場所から約91メートル(約300フィート)離れた木に隠れている個体を発見、それが母親だと確信すると赤ちゃんを近くに置いて見守った。

当時の様子を捉えた動画では、鳴き声を聞きつけ木から下りてきたと思われる母親が、地面に這いつくばっている赤ちゃんにゆっくりと近づいていくのが見て取れる。

ナマケモノは視力が弱いと言われるだけあって、母親は一歩一歩赤ちゃんの声を頼りに進んでいるのが分かり、すぐそばまで来ると後ろからギュッと抱きしめた。

母親はその後、ピタリと鳴くのを止めた赤ちゃんに何度もキス、愛おしそうに抱きしめて喜びを露わにした。一方の赤ちゃんも「もう離れないからね」と言わんばかりに母親の胸にしがみついており、母親はホッとしたように辺りを見回している。



マルコさんはその後、親子を自身のクリニックで診察し、元気になってから自然保護区へ放したそうで、Facebookに親子の再会の動画を投稿するとこのように記した。

「母親の心というのは、子供にとって最も美しい場所です。そしてそれは、広い宇宙空間の中でたった1つしか存在しない、唯一の心なのです。」



画像は『Marco Antonio Greminger Céspedes 2022年9月5日付Facebook「El corazón de una madre es el más hermoso lugar para un hijo」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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