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【海外発!Breaking News】KFCの商品に紛れていた7万円超の現金 正直に返金した女性がのちに10倍以上の金額を得る(米)

TechinsightJapan / 2022年9月25日 23時30分

【海外発!Breaking News】KFCの商品に紛れていた7万円超の現金 正直に返金した女性がのちに10倍以上の金額を得る(米)

今月14日、アメリカ在住の女性がケンタッキー・フライド・チキンでランチをテイクアウトし職場に戻って中を開けると、身に覚えのない現金500ドル(約7万1000円)以上が同封されていた。女性は夫のがん治療のため高額な医療費を支払っていたが、「正しいことをしなければ」という気持ちで現金をそのまま警察に届け出たという。のちに女性の夫の医療費を募るためにクラウドファンディングサイトが立ち上げられると、返金額の10倍以上もの寄付が集まった。『TODAY』などが伝えている。

米ジョージア州ジャクソン在住のジョアンナ・オリバーさん(Joann Oliver)は今月14日、ランチを買いにケンタッキー・フライド・チキン(以下、KFC)を訪れた。ポットパイを食べたかったというジョアンナさんだったが、その店舗では売り切れだったためチキンサンドイッチをドライブスルーで注文して受け取ると、そのまま車で職場に戻った。

お腹を空かせていたジョアンナさんがアルミホイルの袋を開けてサンドイッチを取り出すと、なんとその下に紙幣の束が入っていたのだ。ジョアンナさんは「お札を数え始めて500ドル(約7万1000円)に達した時、数えるのを止めて袋に戻しました」と当時を振り返っている。

実はジョアンナさんの夫ヒルバーンさん(Hilbern)は2度も脳卒中で倒れ、現在は末期がんの闘病中であり、夫を支えながら生活しているジョアンナさんは高額な医療費を払っていた。こうした状況からジョアンナさんは「正直に言うと買い物に行こうかと一瞬考えましたし、車のガソリンがほとんど空だったのでガソリンを入れに行こうかとも思いましたね」とジョークを交えながらもその現金で何ができるかを考えたことを明かした。

ランチ中には同僚から「買い物すれば?」と誘惑の声もあったが、「これは私のお金じゃないし、そのまま自分のものにはできないから」と話したジョアンナさんは、サンドイッチを食べずに袋の中に戻してジャクソン警察に連絡した。

ジョアンナさんからの連絡を受けた警察官が到着し袋の中身をチェックすると、中には543.10ドル(約7万7000円)の現金が入っていた。そしてジョアンナさんが警察官とともにサンドイッチを購入した店舗に向かうと、この現金は店長が口座に入金するためにまとめておいたものだと判明した。店長はサンドイッチを入れるのと同じ袋に入れていたためスタッフが気付かず、ジョアンナさんのサンドイッチをその袋に入れて包装してしまったという。

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