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【海外発!Breaking News】余命わずかの5歳男児のために、早めのハロウィンパーティが開催され1000人が集まる(カナダ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年10月4日 6時0分

【海外発!Breaking News】余命わずかの5歳男児のために、早めのハロウィンパーティが開催され1000人が集まる(カナダ)<動画あり>

カナダで脳腫瘍と闘う5歳の男児は先月、余命2週間の宣告が下された。残酷な現実に家族は絶望したが、「モンスターが見たい」と願う息子のために早めのハロウィンパーティを開催することにした。事情を知った人々は様々なモンスターのコスプレをして駆けつけ、最終的に約1000人が集まって男児は最後のハロウィンを存分に楽しむことができたという。『TODAY』などが伝えている。

カナダ、オンタリオ州ハミルトン在住のアレクサンドロス・ハーダキス君(Alexandros Hurdakis、5)は生後11か月の時に脳腫瘍が見つかり、腫瘍の大部分を手術で摘出し化学療法と放射線治療を行った。腫瘍が脳幹にできたせいでアレクサンドロス君は嚥下や会話などができないため、気管にチューブを挿入して呼吸を行い食事は消化器官に繋いだチューブで補っていた。また睡眠時無呼吸症候群も確認されており、酸素吸入も必須だった。

父親のニックさん(Nick)と母親のキラさん(Kira)、8歳の兄コスタス君(Kostas、報道により9歳とも)、2歳の妹エイレーネちゃん(Eirene)は多くのケアが必要なアレクサンドロス君を支え、共に長い闘病生活を過ごしてきた。約半年前には腫瘍が小さくなっていることが分かり希望が見えていたのだが、病魔が再び牙を剥き腫瘍が大きくなり始めた。アレクサンドロス君を担当していた医師は懸命に治療を行っていたが、先月に「これ以上の治療はアレクサンドロス君の体がもたないし、化学療法や放射線治療の効果も見えません」と話し、余命は2週間という悲しい宣告をした。

我が子がわずか2週間しか生きられないと分かり悲しみに暮れるニックさんとキラさんだったが、残りの時間をアレクサンドロス君の望みを叶えるために使うことに決めた。アレクサンドロス君はナイアガラの滝にあるモンスターがテーマのお化け屋敷に行きたいと強く望んだが遠出ができるほど容体は良くなかったので、ニックさんたちは自宅近くで少し早いハロウィンパーティを行い多くの人にモンスターの仮装をして集まってもらう計画を立てた。

一家の親しい友人であるパウラ・ツアナキス・アンダーソンさん(Paula Tzouanakis Anderson)は、地元のFacebookグループに「一刻を争うお願いがあります。この夜を怖くて素晴らしい夜にするためにボランティアが必要なのです。アレクサンドロス君のために仮装して通りを歩いてくれる人、車をデコレーションしてパレードに参加してくれる人が必要です。本当に時間がないのです!」と投稿した。

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