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【海外発!Breaking News】7歳男児は“スーパーヒーロー”、脳腫瘍から回復までの軌跡の記録が胸を打つ(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年10月8日 5時0分

【海外発!Breaking News】7歳男児は“スーパーヒーロー”、脳腫瘍から回復までの軌跡の記録が胸を打つ(米)<動画あり>

今から約2年半前、5歳で脳腫瘍と診断された男児(7)の母親が先月、息子の病気との闘いの軌跡をInstagramに投稿した。男児は最後の化学療法を受けてから来月で1年になるそうで、母親は息子を“スーパーヒーロー”と呼んで称えている。

米フロリダ州に住む4児の母リズ・ダビラさん(Liz Davila)が先月、Instagramに息子セバスチャン君(Sebastian、7)の脳腫瘍との闘いの軌跡を収めた動画を投稿した。9月は「小児がん啓発月間(Childhood Cancer Awareness Month:CCAM)」で、リズさんには「より多くの人に小児がんについて知ってもらいたい。そしてがんと勇敢に闘った息子を称えたい」という強い思いがあったという。

セバスチャン君は2020年5月、脳腫瘍の一種で、主に小児の小脳に発生する悪性腫瘍「髄芽腫」と診断された。以前にも足元がふらつくなどの症状で診察を受けていたものの、医師には『男の子だし、やんちゃ盛りだから…』と言われており、突然の告知にリズさんはショック状態に陥ったという。

「その日は母の日で、セバスチャンは一日中嘔吐が止まらなかったの。そのうち歩行が不安定で、目の位置が正面以外に向く眼球偏位を起しているのに気付き、救急治療室に駆け込んだわ」と当時を振り返るリズさん。そうして検査をして10分後には「あなたの息子さんの脳には腫瘍があります」と告知を受け、当時妊娠30週だったリズさんは慌てて夫デュランさん(Durann)を呼んだそうだ。

そしてデュランさんも「あの時は全く心の準備ができていなくてね。がんという診断は過酷なものだと分かっていた。でも『まさか息子が…』という思いがあった。あの告知以来、私たちの人生は全く違うものになった」と胸のうちを明かしている。

こうして告知から間もなく、セバスチャン君は約7時間をかけた脳の腫瘍の摘出手術を受け、5週間入院すると2020年6月に退院した。ただその後も化学療法や放射線療法、リハビリなどは続き、セバスチャン君にとってはつらい日々が続いた。

それでも来月で脳の手術から2年半、最後の動注化学療法(抗がん剤を動脈から投与する方法)から1年が経つそうで、先月リズさんがInstagramに投稿した動画は、脳の手術前夜から今日に至るまでの病気との闘いを記録したものだ。

それはまず、手術前夜にリズさんとセバスチャン君が抱き合う姿から始まり、手術後の「食べる」「話す」「歩く」などのリハビリ、初めてサポートなしで歩いた瞬間、治療で髪が抜けてしまったセバスチャン君がおもちゃで遊ぶ様子などが次々と映し出される。

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