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【海外発!Breaking News】人手不足で看護師が死亡判定した55歳男性、「遺体袋の中で生きていた」と医師(豪)

TechinsightJapan / 2022年10月8日 22時0分

【海外発!Breaking News】人手不足で看護師が死亡判定した55歳男性、「遺体袋の中で生きていた」と医師(豪)

「病院の人手が足りず、看護師によって死亡判定された男性は、遺体袋の中で動きしばらくの間生きていた」―男性の死亡診断書の作成のため、死亡判定翌日に遺体の確認をした医師のそんな発言が注目されている。『The Daily Star』などが伝えた。

豪、西オーストラリア州にあるロッキンガム総合病院で先月5日、緩和ケア病棟に入院中だったケヴィン・レイドさん(Kevin Reid、55)の死亡が確認された。本来なら医師による死亡診断が必須だが、同病院は人手が足りず、この日死亡判定を下したのはベテラン看護師だった。

そして病院スタッフはその後、ケヴィンさんの死亡を家族に報告、数時間後にはきれいにした遺体を遺体安置所に運んでいた。

ところが翌日、同病院のA医師が死亡診断書を作成しようと遺体袋を開けたところ、閉じているはずの目が開き、着衣には腕の切り傷から出血した鮮血が付着、傷がないもう一方の腕が右肩の上に乗っていることに気付き、驚愕した。

これを受けA医師は「遺体安置所に運ばれた遺体は生きていた。もしかすると遺体袋の中から出ようともがいていたのかもしれない」と判断、死亡診断書にはケヴィンさんの死亡日を1日遅い「9月6日」と記載した。しかし報告を受けた病院側は「死亡日を5日に変更できないか」と依頼、A医師はこれを拒否していた。

この件が明るみに出たのは、葬儀会社が死亡診断書の死亡日と、ケヴィンさんの家族から伝えられた日にちが違うことを不審に思ったことがきっかけで、A医師はその後「病院側は事実を隠ぺいしようしている」と検死官裁判所に訴えを起こし、同病院を辞めている。

なお「サウス・メトロポリタン・ヘルスサービス(South Metropolitan Health Service)」の責任者、ポール・フォーデン氏(Paul Forden)は「経験ある病理学者や医師らと話をしたが、死後硬直などにより遺体が動くことは決して珍しくないようだ」と述べ、患者が遺体袋の中で生きていたことについては否定している。

そしてそのうえで「問題視されているのは、医師によって死亡診断が行われなかったこと。現在、どのような基準や経過により死亡と判定されたのかについて調査が進められている」と明かした。

ちなみにインドネシアでは2020年、棺が埋葬されている最中に遺体が動く様子が捉えられ注目された。オーストラリアにある遺体の腐敗や化石化について調査研究する施設「Australian Facility for Taphonomic Experimental Research」が行った研究によると、人間は死後1年以上経っても動くことが分かっている。

画像は『The Daily Star 2022年10月7日付「Bloke who was ‘still alive tried to get out of bodybag’ while being sent to morgue」(Image: Facebook)(Image: Google Maps)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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