【海外発!Breaking News】脳手術中にサックスを吹く 演奏能力を手放したくなかった男性が“覚醒下手術”を受ける(伊)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年10月26日 10時1分
クリスチャン氏は年間約50件の覚醒下手術を行っており、「患者にそれぞれ個性があるように、脳にもそれぞれ個性があるので、医師は患者をよく知る必要があります」と述べている。今回も手術前の約10日間に男性と6~7回面会し、どの機能を残すことが男性にとって一番重要なのかなどを丁寧に話し合っていた。患者の要望を最大限取り入れることから、クリスチャン氏は覚醒下手術のことを「大々的なオーダーメイド手術」と呼んでいるそうだ。
“患者をよく知る”という部分に、今回は患者が演奏する曲についても含まれていた。手術を行う医師らは手術前に曲について勉強し、手術中に間違った音が出たりリズムが変化した場合に気付けるよう徹底的に頭に叩き込んだそうだ。こうしたクリスチャン氏の綿密な準備と努力のおかげで男性の脳腫瘍摘出手術は無事に成功し、手術から3日後には退院することができた。
ちなみに2020年にはインドで、9歳女児が脳手術中にピアノ演奏やビデオゲームをしたというニュースが注目を集めていた。
画像は『CBS News 2022年10月14日付「Man plays his saxophone through 9-hour, “very, very complex” brain surgery to remove tumor」(COURTESY OF PAIDEIA INTERNATIONAL HOSPITAL)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
心臓移植のため訪米する日本人を待ち構える困難 現地で待機し、脳死患者の心臓を急いで持ってきて…
東洋経済オンライン / 2024年10月9日 16時50分
-
「頭痛解消のためにマッサージ」は逆効果のリスク…専門医「頭痛の種類を見分けるために絶対必要な知識」
プレジデントオンライン / 2024年10月4日 15時15分
-
肺がん検診の「異常なし」を信じてはいけない…「もう手術はできない」と宣告され、7年闘病した40代男性の後悔
プレジデントオンライン / 2024年10月3日 18時15分
-
がん闘病中の古村比呂、「予防と検診は違う」意識する大切さ訴え
ORICON NEWS / 2024年10月3日 15時57分
-
「最低7時間睡眠が理想」は大ウソである…医師「自分に最適な睡眠時間を把握するたった1つの方法」
プレジデントオンライン / 2024年10月3日 15時15分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください