【海外発！Breaking News】帝王切開で双子姉妹を出産した母親、手術室で双子と同じ名前の看護師に出会う（米）＜動画あり＞

アメリカ在住のある母親が先月5日、二卵性双生児の女児を出産した。帝王切開で双子を出産した母親は、手術直前に嬉しいサプライズに遭遇したという。スタッフから赤ちゃんたちの名前を聞かれて母親が答えたところ、偶然にも手術室に同じ名前の看護師がいることが判明したそうだ。『Good Morning America』が伝えている。

米コロラド州デンバーで暮らすローレン・ミーハンさん（Lauren Meehan）は10月5日、病院「ローズ・メディカル・センター（Rose Medical Center）」で二卵性双生児の女児を出産した。

その日、帝王切開でエマちゃん（Emma）とジュリアちゃん（Julia）を出産した彼女は、手術直前に嬉しいサプライズに遭遇したという。

ローレンさんは当時の状況をこう振り返った。

「出産当日、手術室には医師と看護師が2チームずつ入っていました。夫のクリス（Chris）とともに手術室で待機していたところ、看護師たちから双子の名前はもう決まっているのかと聞かれたので『エマ』と『ジュリア』にしようと思っていると答えました。すると部屋の中がシーンと静まった後、みんなが周りを見てクスクスと笑いはじめたんです。驚くことに、生まれてくる双子のお世話を担当する看護師の中にエマさんとジュリアさんがいたのです。」

偶然にもローレンさんの出産に立ち会ったのは、同病院の新生児科で看護師として4年間勤務しているエマ・アンダーソンさん（Emma Anderson）と3年間勤務しているジュリア・ヴァン・マーターさん（Julia Van Marter）だった。

2人とも自分と同じ名前の赤ちゃんに出会うのはこれが初めてだそうで、ジュリアさんはその時の心境についてこう明かしている。

「今まで自分と同じ名前の赤ちゃんに出会ったことがなかったので、とても驚いたし興奮しました。しかも赤ちゃんが双子で、それぞれと同じ名前の看護師が立ち会うなんて。私の周りでは起こったことがありません。信じられない偶然にただ感激しています。」

実は自身もローズ・メディカル・センターの心臓血管外科の看護師だというローレンさん。勤務先の病院で3人の子供を出産した彼女は、同病院のスタッフについてこのように述べている。

「この病院の看護師である私がここで出産したのは、スタッフたちが信頼できる素晴らしいグループであることを知っていたからです。私はこの病院で3人の子供たちを出産しましたが、とても快適で安心して任せることができました。それに私たち夫婦は本当にいいタイミングでエマさん、ジュリアさんの2人に出会うことができたと思います。手術前の緊張が走るなか、小さな喜びを感じることができた瞬間でした。」

まもなく生後1か月を迎えるエマちゃんとジュリアちゃんは現在、2歳になる兄とともに自宅で元気に暮らしているそうだ。



画像は『Good Morning America　2022年10月20日付「Nurses discover unique similarity with twins they delivered」（HCA Healthcare’s Rose Medical Cente）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　上川華子）