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【海外発!Breaking News】結合双生児の姉妹の分離から1か月半、「希望が見えてきた」と母が写真公開(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年11月5日 22時0分

【海外発!Breaking News】結合双生児の姉妹の分離から1か月半、「希望が見えてきた」と母が写真公開(英)<動画あり>

イギリス、ロンドンで今年9月、胸部から結合した双子の姉妹の分離手術が行われた。そして約1か月半が経った今月2日、母親はSNSを更新。「やっと希望が見えてきた」と言葉を添え、分離後の姉妹の明るい笑顔を初公開した。『Belfast News』などが伝えている。

英ロンドンのユニバーシティカレッジ病院で今年3月、北アイルランド出身のハナさん(Hannah)とダン・ベイトソンさん(Dan Bateson)の間に、双子の姉妹アナベルちゃん(Annabelle)とイザベルちゃん(Isabelle)が誕生した。

2人は250万の妊娠に1組という珍しい結合双生児で胸部から骨盤にかけて結合しており、誕生後すぐにロンドンのグレート・オーモンド・ストリート病院(以下、GOSH)へ移送されると検査が行われた。

その結果、2人は肝臓、膀胱、腸を共有していることが判明、それぞれに脚は1本しかなかったが、肝心の心臓が1つずつあったことから医師は翌月に分離手術を行うことを決めた。

しかし姉妹は手術直前、新型コロナウイルスに感染して生死の境をさまよい、当初の予定から5か月遅れた9月19日に待ちに待った分離手術が行われた。

ハナさんは手術2日前、SNSに「いよいよ大手術が近づいてきた。手術後しばらくは2人を抱っこすることは叶わないから、今日から手術まではできるだけたくさん抱きしめてそばにいてあげたい」と綴り、家族を支えてきてくれた人々に感謝していた。

そして手術から3日後、今度は娘の1人と手を繋ぐ写真を投稿し「手術は翌朝まで続いたものの、2人は無事分離された」と報告、医師らに感謝し、娘たちの頑張りを称えていた。

また手術から10日後の9月29日には、先が見えないこと、手術後はあっという間に時間が過ぎていったこと、娘たちはいい時もあれば悪い時もあり、自分が感情的になってしまう日が続いたことなど苦悩を綴り、このように続けた。

「2人は、日一日といい方向に向かっている…。手術後初めて、姉妹は同じベッドに寝ることができ、私たちは娘たちを抱きしめることができた…。2人が一日も早く楽になり、痛みがなくなるよう祈っている。」

さらにハナさんは10月7日、思ったように回復しない娘たちの姿を見てこんな言葉を残していた。

「いつも『娘さんたちの具合はどう?』と聞かれるけど、毎回なんと答えていいのか戸惑ってしまう。娘たちは毎日、少しずつ良くなっているけれど、これまでの道のりは決して平たんではなく、手術前のハッピーな娘たちの姿には戻っていない。2歩前進しても、また1歩戻ってしまうような、そんな日が続いているの。ダンも私も『自分たちの想像を超えた大変さ』を改めて感じているわ…。ただ私たち夫婦は『一日が過ぎれば、その分だけ退院の日が近づく』と信じるようにしているの。そのためにも、娘たちと同じように勇敢で強くならなくてはならないのよ!」

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