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【海外発!Breaking News】ゾウから逃げようとした男性、車を飛び出して草原へ「野生動物保護区で最も危険な行動」(南ア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年11月11日 5時0分

【海外発!Breaking News】ゾウから逃げようとした男性、車を飛び出して草原へ「野生動物保護区で最も危険な行動」(南ア)<動画あり>

南アフリカにはライオン、バッファロー、サイ、ゾウ、ヒョウと“ビッグ5”と呼ばれる動物が棲息するが、このうちゾウが最も目撃しやすいという。普段は穏やかに見えるゾウだが、いつ機嫌が変わるか分からないので近くで見る者に恐怖を与えることも多い。このほど車の中にいた男性がゾウが近づいてきて慌てたのだろうか、一番やってはいけない行為をして話題となっている。『The South African』などが伝えた。

南アフリカのクワズール・ナタール州北部にあるシュシュルウェ(Hluhluwe)野生動物保護区で撮影された動画が11月7日、Twitterアカウント名「CertifiedEcoTourismDoyenne」で公開された。動画には、前方に停まっている白い乗用車に成獣の巨大なゾウがゆっくりと近づいてくるところから始まる。ゾウは車の運転席ドアに向かい合うように立っており、ゾウが車を横転させるのではないかと緊迫する。ここで車の中にいた男性はパニックになったのか、予想外の行動に出た。突然、助手席側のドアを開けて飛び出し、背の高い草原へと駆け出したのだ。

撮影している後続車からは、「外に出たらだめよ」という女性の声や「なんで逃げたんだ」とあまりの驚きに笑う声、そして「逃げたものの、車に戻らないといけないのよ」「ライオンがいるかもしれないじゃない」という心配する声も聞こえる。

一方でゾウも驚いたのか、しばらく男性の逃げた方向を見つめていた。だが明らかに機嫌のよくない雰囲気のゾウは後続車に向かったため、撮影している彼らが慌てている様子が分かる。

同州の環境機関「Ezemvelo KZN Wildlife」の広報担当者ムサ・ムンタンボさん(Musa Mntambo)は、この件が実際に起こった出来事であることを認め、現時点で行方不明者や負傷者に関する報告がないと述べている。ムンタンボさんは「ゾウは機嫌が悪かったわけではありません。彼らはただ好奇心で車のニオイを嗅ぎ、移動してしまうのです」と明かしており、「他の肉食動物に出会う可能性もあるので、野生動物の見学で車から降りることは最も危険な行動です」と警告した。またゾウが近づいてきた時は窓を閉じて、体動かさずじっとしているようにアドバイスした。

投稿者「CertifiedEcoTourismDoyenne」もこの時期はゾウが発情期で攻撃的になっていると伝え、「走って逃げてもゾウからは逃げられません。ゾウは時速40キロで走り、疲れることがないのです」とコメントしている。

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