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【海外発!Breaking News】走行する救急車の前に割り込んで妨害した男、近隣住民から「攻撃的で卑劣」と評判悪く(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年11月14日 21時0分

【海外発!Breaking News】走行する救急車の前に割り込んで妨害した男、近隣住民から「攻撃的で卑劣」と評判悪く(英)<動画あり>

救急車や消防車が警光灯を点滅させてサイレンを鳴らしながら走行してきた場合、車や歩行者もその進行を妨げてはならない。もし妨害するような行為をとってしまった場合、日本では「緊急車妨害等違反」および「本線車道緊急車妨害違反」にあたり罰則を受けることになるが、イギリスで故意に救急車の走行を妨害し有罪となった男が人々の怒りを買っている。『The Sun』『The Mirror』などが伝えた。

英バークシャー州のレディング刑事法院で、現地時間今月2日に行われた裁判が人々の関心を集めている。この裁判では、今年2月2日に患者を搬送中の救急車を妨害した罪に問われたレディング在住のアルバート・バトラー(Albert Butler、38)に懲役8か月、執行猶予18か月の判決が下った。

この裁判の後、今月4日にアルバートの妨害に遭った救急車を管轄する「サウス・セントラル救急サービス」が当時の様子を捉えた車内搭載カメラと助手席からスマートフォンで撮影した映像をFacebookに公開したところ、「これは容認できない」「一生運転できないようにして」といった多くの怒りの声があがった。

映像には音声がないものの、救急車がサイレンを鳴らしながら患者を病院へと搬送するために急いでいる様子があった。そして途中で赤い車を追い抜いてしばらく走行すると、驚いたことに追い抜かれた赤い車がスピードをあげて救急車の前に割り込んで来たのだ。

さらに赤い車は目の前で急ブレーキをかけたり、救急車を先に行かせないよう左右ジグザグに運転するなどして走行を妨害した。映像には他の車が救急車の走行を妨げないよう路肩に停車する中、赤い車が縫うように走行し、徹底的に救急車の進行を妨害する様子が捉えられていた。

バークシャー州を管轄するテムズ・バレー警察の捜査によりアルバートは起訴され、今年8月10日の審問で自分の罪を認めた。そして今回の裁判でアルバートには危険運転と緊急車両妨害の罪で懲役8か月、執行猶予18か月の判決が下り、執行猶予の期間中に20日間の社会内更生活動に加え、200時間の無給労働をするよう命じられたほか、600ポンド(約9万8000円)の罰金と3年間の免許停止が言い渡された。



英メディア『The Mirror』によると、アルバートはかつて暮らしていたレインハムの近隣住民から「卑劣で攻撃的だった」との声があがっており、評判が悪かったようだ。住民の一人であるクリスティンさん(Christine)はメディアのインタビューに応じ、こう明かしている。

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