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【海外発!Breaking News】帝王切開後赤ちゃんと初対面したチンパンジー、優しく抱きしめキスする姿が温かい(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年11月20日 22時0分

【海外発!Breaking News】帝王切開後赤ちゃんと初対面したチンパンジー、優しく抱きしめキスする姿が温かい(米)<動画あり>

帝王切開で出産したチンパンジーが2日後、赤ちゃんを初めて抱きしめる様子が捉えられ、多くの人の心を温かくして拡散中だ。米カンザス州の動物園からの愛溢れるニュースを『KWCH』などが伝えた。

米カンザス州ウィチタのセジウィック郡動物園で今月15日、チンパンジーの“マハリ(Mahale、28)” が帝王切開でオスの赤ちゃん“クーチェイザ(Kucheza)”を出産した。

マハリは15日午前8時半頃に産気づいたもののなかなか出産には至らず、同園のアニマル・ヘルス部門長であるヘザー・アレンス医師(Dr. Heather Arens)が地元の産婦人科医に応援を要請、現場には「カレッジ・ヒル産婦人科」の医師2名が駆けつけた。

こうしてマハリは麻酔を受け、午後12時48分に無事オスの赤ちゃんを出産した。しかしクーチェイザは自発呼吸が上手くできず、容体が安定するまで医師らの監視下に置かれることになった。

そして2日後の朝、マハリは元気になった我が子と初めての対面が叶い、当時の様子はカメラに収められた。

動画では青いブランケットに包まれたクーチェイザがベッドの上に寝かされており、部屋のドアが開くとマハリが入ってくる。

マハリはベッドのそばに座り、15秒ほどクーチェイザをじっと見ていたが、我が子が手を伸ばすのを見るとサッと近づいて抱き上げ、愛おしそうに抱きしめてキスをした。

これにはスタッフも「よくやったわ、マハリ! いい子ね!」と優しく声をかけており、背後ではすすり泣きの声も聞こえてくる。

同園によると、28歳のマハリにとってクーチェイザは3度目の出産だそうで、その翌日のSNSでは「マハリはその後も素晴らしい母親ぶりを見せている。親子の関係は愛で溢れているの!」と綴り、マハリが我が子を抱きしめる姿を投稿した。



これらの動画には「母チンパンジーは赤ちゃんが死んでしまったと思っていたのかも」「2日間、とても寂しかったのだろうね」「親子の愛は人間も動物も変わらないわね」「心がとけそう」「こんな動画は一日中見ていても飽きないわ」「なんて美しい瞬間なの!」「シェアしてくれてありがとう」「人間が動物から学ぶことはたくさんあるね」といったコメントが寄せられた。



なおマハリの手術を行ったローラ・ウィスラー医師(Dr. Laura Whisler)とジェナ・チャイブリー医師(Dr. Janna Chibry)は、2018年にも同園でスマトラオランウータンの帝王切開手術を手掛けており、アレンス医師は「動物の出産で難しいのは、人間と違って母親の陣痛の状態を全て把握することができないことです。ただそんな中でも、マハリの分娩はとても上手くいきました」と笑顔を見せ、地元コミュニティと産婦人科医、そして動物園のチームワークが確立されていることを称賛した。



ちなみにクーチェイザという名前は、スワヒリ語で「遊ぶ」ことを意味するそうで、もうすぐ生後5日を迎えるクーチェイザは、マハリにピタリと寄り添い、たくさんの愛に包まれて元気にすくすくと育っているようである。



画像は『Sedgwick County Zoo 2022年11月18日付Instagram、2022年11月17日付Instagram「It’s a BOY!」「We’re lost in these eyes」、2022年11月18日付Instagram「Just in from the keepers」、2022年11月19日付Instagram「It’s the ears for us.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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