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【海外発!Breaking News】シェルター滞在1年超の保護犬、家族が見つかり笑顔を浮かべて眠る(米)

TechinsightJapan / 2022年11月23日 22時0分

【海外発!Breaking News】シェルター滞在1年超の保護犬、家族が見つかり笑顔を浮かべて眠る(米)

嬉しいことや楽しいことを考えると、知らず知らずのうちに笑顔になってしまう―そんな経験は誰でもあるだろう。このほどアメリカで笑顔を浮かべて眠る犬の姿が捉えられ、多くの人の心をほっこりさせて拡散中だ。実はこの犬、最近になって愛情をいっぱい注いでくれる“家族”ができたという。『The Dodo』などが伝えている。

米ノースカロナイナ州ウェイク郡の動物シェルター「SPCA of Wake County、以下SPCA」に、保護犬“ピーティ(Petey、1)”がやってきたのは今年10月のことだった。

ピーティはもともと同郡の別の施設で保護されていたが、新しい飼い主が見つからぬまま滞在が1年超と最長を記録、収容能力が限界に達した同施設がSPCAに「どうかピーティに温かい家族を見つけてあげて欲しい」と助けを求めたのだった。

そんな切羽詰まった願いを二つ返事で受け入れたSPCAのスポークスマン、サマンサ・ランレットさん(Samantha Ranlet)はピーティについてこのように語っている。

「私たちのシェルターにやってきたピーティは、悲しむどころか新しい友達に会いたくてうずうずしているようでした。そしてシェルターの入り口までやってくると、ドアの向こう側に行きたくて物凄い勢いでリードを引っ張り始めたのです。」

「私たちスタッフは最初、そんなピーティの明るく元気な性格に圧倒されたものです。なぜならピーティは前の施設で何度も、多くの人が自分の前を素通りし、他の犬たちを引き取っていくのを見てきたはずですから…。」

「そして初日からフレンドリーで遊び心に溢れたピーティを見て、私たちは『どうして誰もこの子を望まなかったのだろう』と信じられない思いでいっぱいになりました。」

なおSPCAのスタッフは、ピーティがシェルターに到着するとすぐに写真をウェブサイトに投稿して新しい飼い主の募集を開始したそうだが、サマンサさんは「実を言うと最初は、ピーティはまた誰からも関心を持たれないのではないかと心配したのです。施設では小型犬ほど人気がありますからね」と当時の気持ちを明かしている。

ところが約1か月後、サマンサさんの心配をよそにピーティに運命の出会いが訪れる。シェルターのウェブサイトを見たという一家が「ピーティを見た瞬間、この子はうちに来る運命だと思った」と言って連絡を取り、ピーティの長いシェルター生活に終止符が打たれることが決まったのだ。

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