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【海外発!Breaking News】コヨーテの群れに襲われた牧場の羊、番犬が8匹を噛み殺して返り討ちに(米)

TechinsightJapan / 2022年12月7日 21時0分

【海外発!Breaking News】コヨーテの群れに襲われた牧場の羊、番犬が8匹を噛み殺して返り討ちに(米)

アメリカの農場で飼われている羊がコヨーテの群れに襲われ、番犬が羊たちを守るようにしてコヨーテに飛びかかった。合計8匹のコヨーテを噛み殺した犬は残りのコヨーテを追いかけて行方不明となっていたが、2日後に自ら戻ってきた。しかし酷い怪我をしていたため、すぐに動物病院へ運ばれて手当を受けたという。『New York Post』などが伝えている。

米ジョージア州ディケーター在住のジョン・ウィアウィルさん(John Wierwille)は、所有する約300頭の羊を除草のために貸し出す会社「Ewe Can Do It Naturally」を経営している。またジョンさんは自宅の隣にある広い囲いの中で5頭の羊を飼育しており、愛犬のグレート・ピレニーズ“キャスパー(Casper)”と“デイジー(Daisy)“の2頭が羊たちを守る番犬としていつもそばにいた。

先月3日の午後9時頃、数匹のコヨーテが羊を狙ってジョンさんの自宅周囲に現れた。ジョンさんは石を投げたりしてコヨーテを追い返すことに成功したが、日付が変わった深夜2時半頃に再びコヨーテがやって来た。当時自宅にいたジョンさんは外でキャスパーが激しく吠えていることに気付いて急いで駆けつけると、コヨーテの群れから羊を守ろうとする勇敢なキャスパーとデイジーの姿があった。

ジョンさんは「コヨーテは11匹いましたね。私が外に出るとキャスパーはコヨーテたちに飛びかかり、囲いの中で何匹かのコヨーテを仕留めました」と緊迫した当時を振り返った。キャスパーの反撃に驚いたコヨーテたちは二手に分かれて逃げていき、キャスパーはそのうちの片方を追いかけて数匹に攻撃を仕掛け、合計8匹のコヨーテを噛み殺した。その後、キャスパーは残っていたコヨーテを追いかけて森の奥に行ってしまい、ジョンさんはそこでキャスパーを見失ってしまった。

「翌日になればキャスパーは見つかると思っていました。しかしキャスパーの尻尾の一部や血痕などを発見していたので、コヨーテに殺されてしまったかもしれないという不安がよぎりましたし、仮に殺されていないとしても怪我をしているかもしれない…キャスパーのことが心配でたまりませんでしたね。」

当時の心境をそのように明かしたジョンさん。その後、近所の人も加わってキャスパーの捜索が行われたが、見つかったのはコヨーテの死骸だけでなかなかキャスパーを見つけることはできなかった。そしてコヨーテの襲撃から2日後、キャスパーは怪我をした状態で羊のいる囲いの中に戻ってきたのだ。ジョンさんは「キャスパーは私の方をただ見つめていて『ボス、そんな風に見てないで怪我の手当をしてくれ』とでも言っているような顔をしていました」と振り返っている。

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