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【海外発!Breaking News】「ワールドカップをどうしても見たい」手術を受けながらテレビ観戦した猛者が話題に(ポーランド)

TechinsightJapan / 2022年12月16日 10時0分

【海外発!Breaking News】「ワールドカップをどうしても見たい」手術を受けながらテレビ観戦した猛者が話題に(ポーランド)

ポーランドにある病院で、ワールドカップの試合を観戦しながら手術を受ける男性患者の姿を捉えた写真が話題を呼んでいる。この男性は下半身麻酔で意識は覚醒したまま手術を受けていたと言い、ワールドカップに対する熱い姿勢にネット上では「この男性こそトロフィーを貰うべきじゃない?」などの声があがっている。『Times Now』などが伝えた。

話題の写真は先月25日、ポーランド中心部の都市キエルツェにある病院「SP ZOZ MSWiA w Kielcach」によりFacebookに投稿された。写真には手術台の上に横になった男性患者の下半身の手術を行う2人の医師の姿が写っており、すぐそばにあるテレビには「FIFAワールドカップ カタール2022」のサッカーの試合が映されている。

医師が手術中のBGM代わりにワールドカップの映像を流しているのかと思ってしまうが、実際に観戦していたのは手術を受けている男性患者だった。いわゆる下半身麻酔である脊髄くも膜下麻酔を受け意識を保った状態で手術を受けていた男性は、たとえ手術であろうと4年に一度のワールドカップの試合を見逃すことは我慢ならなかったようで、約3時間に及ぶ手術を受けながらウェールズ対イランの試合を観戦することに決めたのだ。男性がどちらのチームを応援していたのかは定かではないが、この試合は0―2でイランが勝利した。

この写真がTwitterで拡散されると、男性のワールドカップに対する熱い姿勢に多くの人が驚いた。ユーザーからは「興奮して医者を蹴飛ばさないといいけど」「私もテストを投げ出して観戦したよ」「もし応援しているチームが負けたらショックで心停止するのかな」「サッカーは単なるスポーツではなくもはや宗教に近いのかも」「手術中の良い気晴らしになるね」「この男性こそトロフィーを貰うべきじゃない?」などの声が届いており、珍しい状況に多くの人が関心を示していた。

なお局所麻酔により意識を保ったまま手術を行う場合、病院によっては好きな音楽を流してもらうこともできるようだ。リラックス効果のある音楽を聴くことで脳の働きを整えたり、心拍数を下げるなどメリットも多いという。

ちなみに今年10月には、脳機能を温存するために脳手術中にサックスを演奏する男性患者の姿を捉えた動画が注目を集めていた。

画像は『SP ZOZ MSWiA w Kielcach 2022年11月25日付Facebook「U nas pacjenci to dopiero mają serwis」』『Times Now 2022年12月8日付「‘Football is a religion’: Man watches FIFA World Cup match during surgery, photo goes viral」(Photo : Twitter)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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