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【海外発!Breaking News】押収した薬物で警察官が意識不明に 「危険性を知って!」と衝撃映像公開(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年12月17日 5時0分

【海外発!Breaking News】押収した薬物で警察官が意識不明に 「危険性を知って!」と衝撃映像公開(米)<動画あり>

米フロリダ州で今月13日深夜、女性警察官が交通取り締まり中、押収した薬物で中毒に陥った。当時の様子は同僚のボディカメラが捉えており、警察署が映像を公開すると大きな反響が寄せられている。『ClickOrlando』などが伝えた。

米フロリダ州で13日午前2時過ぎ、交通取り締まりを行っていたタベアズ警察署の警察官コートニー・バニックさん(Courtney Bannick)が薬物中毒に陥った。

コートニーさんは停止指示を出した車の中に1ドル札に包まれた薬物を発見、いつものように手袋を使って薬物処理を始めたところ、急に呼吸ができなくなったという。

異常に気付いたのは一緒に取り締まりを行っていた警察官の1人で、無線機で息ができずに喘いでいるコートニーさんの声を聴き、慌ててそばに駆け寄った。

コートニーさんはこの時点で意識が途切れ途切れになっており、近くにいた警察官3人がコートニーさんをその場に寝かせると、1人が鼻からオピオイド拮抗薬「ナルカン」を投与した。当時の映像では、息も絶え絶えで生気を失ったコートニーさんに3人が冷静に対処しているのが見て取れ、「息をし続けて!」「大丈夫だ」「そばにいるぞ」「救急車を呼んで」と声をかけ続けているのが分かる。

コートニーさんはその後、意識を取り戻して座り、同僚の脚にもたれかかりながら会話を交わしていたが、再び動きが止まり、背後に立つ警察官が頬を軽く叩き「息をして!」と語りかけている。しかし目を見開き、呼吸が止まってしまったかのようであり、何度か頬を叩かれても全く反応がない。

そこで警察官がもう一度ナルカンを投与、しばらくして意識を取り戻した。現場ではコートニーさんに3回分のナルカンが投与されたそうで、その後救急車で病院に搬送された。

タベアズ警察署のコートニー・サリヴァン刑事(Courtney Sullivan)によると、コートニーさんは完全な回復が見込まれているそうで、この事故を受け「動画の中の彼女はまるで亡くなってしまったかのように見えます。もし他の警察官があの場に居合わせなければ全く違う結果になっていたでしょう。本人は彼らにとても感謝していますよ」と述べている。



なお警察が押収した薬物は合成オピオイド「フェンタニル」とみられており、事故が起きた日は風が強かったことから薬物がコートニーさんの体内に入ってしまったようだという。コートニーさんは「これまでも同じやり方で薬物処理を100回はしたでしょうね。でも薬物中毒はほんの一瞬、微量でも起こり得るのです」と薬物の危険性について述べ、「あの場にいたのが自分だけでなかったこと、すぐに的確な処置を受けることができたことに感謝しています」と続けた。

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