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【海外発!Breaking News】沈没船から発見された156年前のジーンズ、1500万円超で落札される(米)

TechinsightJapan / 2022年12月20日 21時0分

【海外発!Breaking News】沈没船から発見された156年前のジーンズ、1500万円超で落札される(米)

今月3日、アメリカで開催されたオークションで100年以上も海底に眠っていたジーンズが11万4000ドル(約1530万円)で落札された。これは1857年にサウスカロライナ州沖で沈没した客船から発見されたものだという。オークション会社によると、このジーンズはゴールドラッシュ時代の記念品のひとつだそうで、ジーンズメーカーのリーバイ・ストラウス社(Levi Strauss)が初期に販売したワークパンツの可能性もあるとのことだ。『The Daily Star』『The Mirror』などが伝えた。

12月3日、米ネバダ州リノで開催されたオークションで156年前のジーンズが11万4000ドル(約1530万円)で落札された。

ジーンズは1857年、パナマからニューヨークへ向かう途中にハリケーンに遭いサウスカロライナ州沖で沈没した客船「SS セントラル・アメリカ号(SS Central America)」から発見されたもので、この船の乗客で生存者の1人だったオレゴン州出身の商人ジョン・デメント氏(John Dement)のトランクの中から見つかったという。

オークションを開催した「Holabird Western Americana Collections」社によると、このジーンズはゴールドラッシュ時代(1848年~1855年)の記念品270点の中に含まれており、もともとどのような色だったかは不明だが腐敗により黒と茶色に染まっているとのことだ。

またジーンズメーカーのリーバイ・ストラウス社(Levi Strauss)が販売した鉱山労働者用のワークパンツの初期製造品である可能性が高いとして、関係者は次のように明かしている。

「ジーンズのフロント股の部分を5つのボタンで留める“ボタンフライ”(上前の端を隠しボタンにするため、ボタン止めの部分を二重構造にしている)やボタンのスタイル、形、大きさも現在のリーバイスとほぼ同じなのです。技術的にはまったく同じではないとしても、私たちはこれほど作りが同じなのは偶然ではないと思っています。」

しかし「SS セントラル・アメリカ号」が沈んだのは、リーバイ社が1873年にジーンズを作り始めるよりも16年前のことだった。

そのことからリーバイ社でビンテージジーンズを収蔵したアーカイブ・ルームのディレクターを務めるトレーシー・パネク氏(Tracey Panek)は、次のような見解を述べている。

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