【エンタがビタミン♪・番外編】尾木直樹氏、佐世保高1女子殺害事件の弁護人発表に不信感。「加害者の父親を応援するためか」
TechinsightJapan / 2014年8月2日 18時15分
教育評論家の尾木直樹氏が自身のブログで長崎県佐世保市の高1女子殺害事件を取り上げ、女子生徒の弁護人の発表に違和感を示した。「加害者の父親を応援するためか」と踏み込んだ意見を述べている。
7月31日の報道によると、同級生を殺害したとして逮捕された佐世保市の高校1年の女子生徒は“父親を尊敬している”、“父親の再婚には賛成だった”などと、接見した弁護人が直接聞いた話として発表された。接見で報道内容を知った女子生徒が訂正を求めたという。
この報道内容に8月1日のブログ『尾木直樹(尾木ママ)オフィシャルブログ「オギ☆ブロ」』で、「すごい違和感」と述べている尾木直樹氏。「こんな情報何のために流すのか意図が分かりません」というのだ。
『父親の再婚について初めから賛成していた』、『再婚について心情を友達に話したことはない』、『父親を尊敬している』と接見の際に話したとされることについて、尊敬している父親の寝込みを金属バットで襲い、大ケガを負わせた少女の言葉だとしたら「すごい違和感」とし、特に『再婚について心情を友達に話したことはない』という項目は、本人から弁護人に話す必然性が感じられない―と尾木氏はブログに綴る。これら弁護人の発表には不信感だらけで、“どうも大人の嫌な思惑錯綜している感じ”、“加害者の父親を応援するためか”と気分が落ち込んだそうだ。
同じ日に更新されたブログには、「加害者の父親は何故被害家族に謝罪し、社会にコメントを出さないのか」と疑問を呈している。先のような内容が弁護人から発表されたが、加害者の父親は今どうしているのかなど尾木氏は疑問だらけだそうだ。
私たちがこの事件が起きた本当の背景を知ることができる日は、果たして来るのだろうか。尾木氏が指摘したように、罪を犯した彼女の近くにいる大人たちが自分の思惑を優先し、真実を隠してしまわないことを願うばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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