1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】電子タバコを踏みつけた少年、スニーカーを貫通し足を失う危機に(英)

TechinsightJapan / 2022年12月26日 10時0分

【海外発!Breaking News】電子タバコを踏みつけた少年、スニーカーを貫通し足を失う危機に(英)

13歳の少年が電子タバコを踏みつけて遊んでいたところ、電子タバコがスニーカーを貫通し足に突き刺さったという痛ましい事故がイギリスで発生した。足に電子タバコが深く刺さったレントゲン写真がネット上で拡散されており、少年は感染症で足を失うリスクもあったという。『The Irish Sun』などが伝えている。

英グロスターシャー州サイレンセスターに住むハーレー・ベネット君(Harley Bennett、13)は今年10月、友達と一緒にファストフードチェーン店「サブウェイ(SUBWAY)」を訪れていた。その際に4インチ(約10センチ)ほどの電子タバコが落ちているのを見つけたハーレー君は、それを拾い上げて垂直に置き、片足を上げて勢いよく踏みつけた。

ハーレー君は缶を潰すのと同じようにできると思っていたようだが、結果は違った。電子タバコはポリカーボネート(PC)製で、強度は同厚ガラスの約200倍、割れ難さは他の樹脂に比べ抜き出た強靭さがあり、想像以上に硬く、スニーカーと靴下を貫通しハーレー君の足に深く突き刺さってしまった。ハーレー君は「何も考えていなかったのでどう説明したらいいのか分かりません。ただ電子タバコを踏んだだけなのに足に突き刺さってしまったんです。本当に痛かったですよ」と当時を振り返った。

あまりの痛みに苦悶の表情を浮かべるハーレー君に代わり、一緒にいた友人たちがハーレー君の母親サマンサ・ロビンソンさん(Samantha Robinson、34)に電話をかけた。息子のもとに駆けつけたサマンサさんはハーレー君を急いで病院に連れて行き、2時間の手術を受けたそうだ。この病院で今回のような事例は経験がなかったため医師や看護師も困惑しており、多くのスタッフがサマンサさんに「写真を見せてほしい」と頼むほどレアケースだった。

公開されたレントゲン写真には約10センチある電子タバコの半分がハーレー君の足に刺さっていることが確認でき、刺さった電子タバコは踵の上部にまで達して骨を砕いてしまっていた。この傷を診た医師から「感染症を起こす可能性が高く、その場合には足を切断しなければならないかもしれない」と恐ろしい事実が告げられたそうだ。



サマンサさんは息子が足を失うかもしれないと怯えながらも、感染症が起こらないように毎日包帯を交換した。そして事故が起きてから9週間以上が経過した現在、サマンサさんの献身的なケアのおかげかハーレー君は奇跡的に感染症を起こすことなく快方に向かっているという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください