【エンタがビタミン♪】May J.を育てた“辛い下積み時代”。「ライブ後にトイレで泣いたことも」
TechinsightJapan / 2014年8月12日 11時0分
翌日、10日に放送された『情熱大陸』(毎日放送、TBS系)で取り上げられたことからもMay J.の人気が分かる。ロケで下積み時代を過ごしたクラブを訪れた彼女は、2007年12月にリリースした1st.アルバム『Baby Girl』の中から『Dear…』を聴きながら、「この曲は“すごい。めちゃイイ曲。名曲”だと思いシングルにもしたけど届かなかったな~」と当時を思い出す。しかし、聴きながら「歌い方はまだまだダメ。全然ダメです」と自己反省していた。今のMay J.の力は、その頃とはレベルが違うのである。
彼女の知名度が上がったのはバラエティ番組『関ジャニの仕分け∞』(テレビ朝日系)の“カラオケ得点対決”だった。2012年6月16日の放送から26連勝して“カラオケの女王”と言われるようになり、同時に抜群の歌唱力が話題となったものだ。
クラブで下積みを続ける中で、ようやく日の目を浴びるキッカケとなったことについて、彼女は「自分でどういう状況にいるか理解していた。“私はこんな場所でしか歌わない”なんて言える立場ではないことは分かっている」と語る。それまで、自分の歌声を多くの人に届ける場所がなかったが、“カラオケ得点対決”によってそれが叶った。カラオケ女王というイメージはついてしまうが「それが自分のできるベストだった。チャンスはつかまないといけない」とMay J.はいう。
このバラエティ番組での活躍なしには、おそらく彼女が『Let It Go~ありのままで~』を歌うことはなかっただろう。2014年3月26日に出した『Heartful Song Covers』は同曲が収録されていることも手伝ってオリコンチャート週間2位まで上昇した。May J.は現在、全国ツアー『May J. Tour 2014 ~Message for Tomorrow~』の真っ最中だ。今ツアーのライブではカバー曲に加えてオリジナル曲も披露している。さらに、9月10日には久々のオリジナル曲『本当の恋』のシングルも発売される。次はカバーではなくオリジナル曲で大ヒットを狙いに行く。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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