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【海外発!Breaking News】元恋人や上司の名前を「ゴキブリにつけませんか?」 バレンタインデーを前にカナダの動物園が珍企画を開催

TechinsightJapan / 2023年1月24日 22時0分

【海外発!Breaking News】元恋人や上司の名前を「ゴキブリにつけませんか?」 バレンタインデーを前にカナダの動物園が珍企画を開催

バレンタインデーが近づき、愛する人とその日を過ごす計画を立てている人もいるだろう。だが相手がいない人は、別れた恋人との苦い思い出が頭をよぎるかもしれない。そこでカナダの動物園が、少額の寄付と引き換えに元恋人の名前をゴキブリに命名してリベンジするという一風変わったキャンペーンを発表した。しかしこのキャンペーンは予想以上の反響を呼び、バレンタイン本番を待たずして、わずか4日間で終了したという。カナダの日刊紙『The Toronto Star』などが伝えている。

「Name-a-Roach(ゴキブリに命名しよう)」という奇妙なバレンタインのキャンペーンが1月16日、カナダの「トロント動物園(Toronto Zoo)」と「トロント動物園野生生物保護団体(Toronto Zoo Wildlife Conservancy)」によってスタートした。

キャンペーンの趣旨は、動物園に最低25カナダドル(約2440円)の寄付をすれば、元恋人や上司、知人の名前をゴキブリにつけることができるというものだ。主催者によると予想以上の応募が殺到し、19日の時点で15,000カナダドル(約146万円)以上の寄付が集まったことから、19日をもってキャンペーンを終了することにした。

トロント動物園の寄付プログラムをコーディネートしているケルシー・ゴデルさん(Kelsey Godel)はカナダの日刊紙『The Toronto Star』の取材に応じ、次のように明かしている。

「バレンタインデーが、必ずしも全ての人にとって楽しいものというわけではありません。同じような募金活動をしているアメリカの動物園に刺激を受けました。」

またケルシーさんは、今回のキャンペーンについて「あなたの上司や元恋人、親戚など、あなたにとって煩わしい“虫の好かない”人の名前をゴキブリにつけることができます」と説明した。ただし攻撃的、憎悪的な言葉をゴキブリに命名することは禁止だという。

具体的なキャンペーンの内容は次の通りだ。まず寄付をしてゴキブリに命名した人には自分の名前とゴキブリの名前が入った電子証明書が発行される。また共有可能なデジタル写真と寄付に関する領収書がもらえるという。寄付金は、動物園の保護活動や絶滅危惧種の科学研究に使われる。なおゴキブリを見分けることは非常に難しいため、命名したゴキブリを見学することはできない。

ちなみに同様の企画は、アメリカのテキサス州にある動物園でも開催されたことがある。「サン・アントニオ動物園(San Antonio Zoo)」では2020年に命名したゴキブリやネズミを生贄として他の動物に食べさせるというイベントが、また「エルパソ動物園(El Paso Zoo)」でもミーアキャットの群れにゴキブリを与えるという企画が行われた。これらの催しは、各動物園のFacebookページでライブ配信されたそうだ。

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