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【海外発!Breaking News】初出勤の客室乗務員、離陸前に脱出用シューターを作動させる大失態(英)

TechinsightJapan / 2023年1月20日 19時0分

【海外発!Breaking News】初出勤の客室乗務員、離陸前に脱出用シューターを作動させる大失態(英)

どんな仕事であっても初出勤は緊張するだろうが、サービス業で客に迷惑をかけてしまうようなミスだけは避けたいものだ。このほど離陸前の航空機の緊急脱出用シューターが作動し、飛行機の遅延や混乱をもたらした。『NZ Herald』などのメディアによると、これを作動させたのは男性客室乗務員で、この日が初めての勤務だったという。

英ロンドン・ヒースロー空港からナイジェリアの都市ラゴスにあるムルタラ・モハンマド国際空港への飛行を予定していた英航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」75便で現地時間13日、緊急脱出用シューターが作動するというトラブルが発生した。

ボーイング777-200型機は当時、ターミナル5から牽引車(トーイングカー)にて滑走路まで押し出す“プッシュバック”の作業中で、午前10時10分の離陸を予定していた。ところが移動中にもかかわらず、男性客室乗務員が誤って非常用脱出ドアを開けてしまい、中に格納されている脱出用シューターが飛び出してしまったという。

この騒動にいち早く反応したのが、ロンドンをベースに活躍する航空データアナリストのM・ズルカルナイン・B氏(M Zulqarnain B)で、脱出用シューターが飛び出した同機の写真をTwitterに投稿、消防車や警察車両が駆けつけて対応に当たっていることを伝えた。

同機の乗客は降機を余儀なくされており、ブリティッシュ・エアウェイズは乗客に食事券を配って謝罪、同便は別の航空機で予定より約4時間遅れで出発した。

なお問題を起こしたのは、初出勤だった男性客室乗務員だったことが明らかになっており、その日は1人だけ勤務から外されたという。この客室乗務員について英メディア『The Sun』は「再び訓練に戻されてしまった」と伝えているが、詳細については明らかになっていない。

ちなみにこのニュースには「いくら初仕事といえども、あり得ないこと」「しっかり訓練したの?」「どんな雇用をしているの?」といった声があがったが、元客室乗務員など航空機に詳しい人たちは次のようにコメントした。

「航空機がゲートを離れる前には全てのチェックが終わっているはず。いったんゲートを離れたら客室乗務員が非常用脱出ドアに触れることはない。ドアはすでにアームド(脱出用シューターがドアを開けると同時に自動的に飛び出して膨らむようになっている状態)になっているからだ。誤ってではなく、故意にこのドアを開けようとしたのではないか?」
「もしドアがきちんとしまっていないなど航空機の問題があれば、コックピットで分かるはず。これは事故ではない。」

さらに「航空会社の損害額は5万ポンド(790万円)を超えるのでは?」と伝えるメディアもあったようだが、「保険によってカバーされるはず」といったコメントも届いていた。

英メディア『The Daily Star』によると、脱出用シューターが飛び出したボーイング777-200型機はその日のうちに整備が完了、ロンドン・ヒースロー空港からバミューダ諸島へ飛び立ったという。

画像は『M Zulqarnain B 2023年1月13日付Twitter「More pictures」「JUST IN」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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