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【海外発!Breaking News】「毎朝窓越しに睨みつけてくる」野生の七面鳥に「生活を乗っ取られた」住宅街の人々(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年2月13日 16時30分

レイチェルさんによると、この七面鳥は、2021年の夏に他の7羽の仲間と共にこの住宅地に現れたとのことだ。数週間後に他の仲間は移動したが、この1羽だけは残ったのだという。

レイチェルさんとエミリーさんは、緊急サービスやミネソタ州天然資源省に電話をかけ、七面鳥について相談をした。専門家からは、七面鳥は餌がなければ逃げてしまうので、近所の鳥の餌箱を撤去したり、七面鳥の巣になる枝を切り倒したりするなどの提案を受けたという。しかし、住民の中にはまだ鳥の餌箱を置いている人もいるとのことだ。またレイチェルさんによると、住宅地にトウモロコシがちらばっていることから、誰かが七面鳥に餌をやっている可能性があるという。

このように、地域の住民が一体となって七面鳥の問題に取り組んでいないこともあり、今日に至るまで七面鳥はレイチェルさん宅に棲みついたままだ。

普段、七面鳥はレイチェルさん宅の屋根の上や、敷地内の木の上で寝ているという。毎朝、台所の窓のブラインドを開けると、七面鳥が彼女を睨みつけている。レイチェルさんは当初、この七面鳥を“グラディス(Gladys)”と名付けたが、成長するにつれてオスだと思うようになり、“レジー(Reggie)”と改名したそうだ。なお、七面鳥の実際の性別や年齢は確認できていない。

レイチェルさんは自身の現状について、「私たちの生活はこの七面鳥に乗っ取られてしまいました。私の後を付いてきて、階段を上り、家に入ろうとします。また車で出かけると、その後を付いてくるのです。毎日七面鳥に攻撃されているようなものです」と訴えている。レイチェルさんは外出の度に、七面鳥から身を守るため、ゴーグルを着用し、ほうきやゴルフクラブ、水の入ったスプレーボトルを持つようにしているのだという。しかし、月日が経つにつれて七面鳥はさらに攻撃的になっているとのことだ。

レイチェルさんはその他にも、野生動物の専門家から聞いたあらゆる予防策を講じている。家の外に食べ物を置かないのはもちろんのこと、七面鳥を引き寄せることを恐れて大音量の音楽も流さない。この2年間は、室外でのバーベキューはしていないという。七面鳥を脅かすために警笛を買ったが、この策はかえって七面鳥を挑発する結果になってしまった。水をかけて追い払うことも試みたが、七面鳥が怖がったのは2週間だけだったそうだ。

天然資源省の野生動物管理者であるスコット・ノーランド氏(Scott Noland)によると、七面鳥を移動させることは容易ではないそうだ。同省は、七面鳥が人を傷つけてしまった場合、七面鳥を食料として必要としている人に提供するよう勧める場合もある。スコット氏は、「鳥の駆除は最後の手段です。私たちはこのような状況において、ただちに駆除することを望んではいません」と述べている。

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