【エンタがビタミン♪】『あまちゃん』の音楽担当・大友良英が”音頭”にハマったワケ。「俺の理想はこれだ!」

TechinsightJapan / 2014年8月23日 20時55分

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NHK朝ドラ『あまちゃん』のテーマソングをはじめとする音楽を担当した大友良英。実はフリージャズやノイズミュージックに傾倒する音楽家として知られる。だが、彼は『あまちゃん』に関わったことで“音頭”に目覚め、『あまちゃん音頭』を作るまでになった。いったい、彼の中で何が起きたのか。

THE ALFEEの3人がゲストとともにお題に沿ったおすすめミュージックを選ぶという一風変わった音楽番組『音楽音泉』(NHK総合)が8月21日に放送された。その中で映画音楽をテーマとしたコーナーでゲストに登場したのが大友良英(おおともよしひで)である。彼は、知らない人が聞くと雑音や騒音と思うこともありそうな、ノイズミュージックの演奏や作曲で有名な人物だ。しかし、一般的にはドラマ『あまちゃん』の音楽を担当して広く知られるようになった。

様々な音楽に関わるだけに、その感性にはTHE ALFEEも感心していた。彼は映画『007』シリーズの“ジェームズ・ボンドのテーマ”でギターによるメロディーラインの次に出てくるブラスサウンドによるフレーズが「音頭に聞こえてしょうがない」と主張する。そう言われて耳を傾けると納得したのだろう、THE ALFEEも音頭のノリで手拍子を叩いた。

大友良英は「盆踊りの会場で、ずっと“ジェームズ・ボンドのテーマ”を演奏して、そこのフレーズだけ突然、音頭を踊り出す」というのが夢だという。そもそも彼は、「盆踊りとか大嫌い」でダサいと思っていたくらいだ。しかし、昨年、『あまちゃん』に関わったこともあり、自身も10代を過ごした福島に戻ることが増えた。現地のメンバーたちが「盆踊りをやりたい」というので曲を作ったところ「だんだん面白くなった」そうだ。

福島で盆踊り大会をやっていると、普段はステージの演奏者を見る観客が、音頭が始まると踊りで盛り上がり、ステージを一切見ないことに気づいた。「俺の理想はこれだった!」と“音頭”に目覚めたのだ。

そして、もう1つ大きなきっかけがあったという。THE ALFEE・桜井賢が「音頭の一番ダサいと思ったところに、きっとハマったんだよね!」と確認すると大友は『あまちゃん』について語った。能年玲奈演じる主人公の天野アキが「ダサいぐらい何だよ! 我慢しろよ!」という場面がある。彼は「まるで俺が言われたような気がした」と振り返り、その言葉に背中を押されて「分かりました! 盆踊りやります!」と音頭への道を歩む。

そうやって音頭にハマった彼は“大友良英スペシャルビッグバンド”名義で作ったミニアルバム『ええじゃないか音頭』を今年の7月23日にリリースした。収録曲の一曲である『あまちゃん音頭』はYouTubeでもPVが公開されており、楽しい盆踊りの振付が見られる。この勢いならば、いずれは彼の夢である“ジェームズ・ボンドのテーマ”を盆踊りで披露する日も来るだろう。



※画像はYouTubeのサムネイル
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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