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【海外発!Breaking News】11歳の娘が描いた「蝶ネクタイのブタ」の絵を不適切だとして没収した学校に母親が激怒(米)

TechinsightJapan / 2023年2月7日 21時0分

【海外発!Breaking News】11歳の娘が描いた「蝶ネクタイのブタ」の絵を不適切だとして没収した学校に母親が激怒(米)

子供の絵には、彼らが見て感じたままの表現がそのまま描かれることが多いが、一部の大人の目にはそんな子供達の絵が理解できないこともあるようだ。このほどアメリカで、娘の描いた絵を不適切だとして学校側が没収したことに憤慨する母親が関心を集めている。娘は蝶ネクタイをしたブタの絵を描いたのだが、学校の職員らには違うものに見えてしまったようだ。英メディア『The Daily Star』などが伝えている。

米ミシガン州在住のシエラ・カーターさん(Sierra Carter)が、先月17日にTikTokに投稿した動画が関心を集めている。動画は彼女の娘が通う小学校、ハノーバー・ホートン・スクールに対して不満を述べるものだった。

シエラさんの主張によると、先月13日に11歳の娘の担任から電話があり、娘が美術の時間に「不適切な絵」を描いたために絵を没収したと告げられた。絵は英アニメ『ペッパピッグ』のようなピンクのブタが描かれているものの、ブタが着けている蝶ネクタイが男性器に見えたようで、男子生徒から担任が「ブタに男の子の体の一部がある」と知らせを受けたそうだ。

担任は、娘に対して「絵を校長先生に見せてどう対処するか聞いてみようね」と言うと、そのまま絵を没収してしまったという。シエラさんは、翌週の17日に学校に出向いて娘とともに教頭とスクール・ソーシャルワーカーに面会し話をすることにした。そしてこの時初めて娘の絵を目にしたシエラさんは、「これって、まさに蝶ネクタイでしょ!」と思ったそうだ。

また、絵には今回の件を記録した数枚の書類がホチキスで留められており、校長の指示により成績評価ファイルに入れられるとのことだった。納得がいかないシエラさんは、校長を話し合いの場に呼んでもらい、本人に「これのどこがいけないのか理解できません。これは蝶ネクタイでしょ!」と訴えた。

すると校長から「蝶ネクタイはリボンの形をしてるでしょ」と反論されたそうが、シエラさんも負けじと「娘はまだ11歳で、プロの画家のように描けなくても彼女にとってはこれが蝶ネクタイのイメージだったんです。これは明らかに蝶ネクタイなんです!」と言い返したそうだ。

最終的にシエラさんは娘の描いた絵を返すように要求し、学校側はこれを受け入れたものの、絵は成績評価ファイルに入れるため、コピーをとる必要があると説明されたという。その日の夜、シエラさんはTikTokに動画を投稿し、このように述べている。

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