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【海外発!Breaking News】コヨーテと7か月間一緒に暮らした犬、傷だらけで保護される(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年2月10日 21時0分

【海外発!Breaking News】コヨーテと7か月間一緒に暮らした犬、傷だらけで保護される(米)<動画あり>

米ネバダ州の砂漠地帯で先月末、子犬の頃に捨てられたと思われるオス犬“ゴースト(Ghost)”がプロのレスキューチームによって捕獲された。ゴーストは約7か月間、過酷な環境下でコヨーテの群れと一緒に暮らしていたという。ラスベガス地域のニュースメディア『Fox 5 Vegas』などが伝えている。

昆虫や果物、ネズミやウサギ、時には大きなシカなども捕食するコヨーテが、犬と7か月間も行動を共にしていたという信じられないようなニュースが飛び込んできた。

白いオス犬“ゴースト”とコヨーテの群れが最初に目撃されたのは昨年7月のことで、ネバダ州ヘンダーソンの都市計画区域「インスピラーダ」の住民グループのSNSでシェアされ関心を集めた。同地区の住民らはその後、ゴーストが目撃されるたびにSNSで情報をシェア、10月になるとほぼ毎晩のように目撃情報が寄せられるようになったという。



「ゴーストは同地区周辺で餌をあさったり、コヨーテとじゃれ合ったり、時にはまるで群れをリードしているかのような行動をとることもあった」と明かす目撃者。ところが最近になり事態が一変した。

住民たちはゴーストが足を引きずりながら歩いていることを確認、動きが鈍り、乾燥した地面で体を休めることが増えていることに気付いたのだ。そして「このままではコヨーテに襲われてしまうのではないか」と不安を募らせ、「サザン・ネバダ・捕獲チーム(Southern Nevada Trapping Team、以下SNTT)」に捕獲を依頼したのだった。

SNTTのスーザン・マクマレンさん(Susan McMullen)によると、住民たちは自分たちでゴーストの捕獲を試みたものの、いつもあっという間に姿を消していたという。そしてこの行動と白い被毛こそ、この犬が“ゴースト”と呼ばれる所以だそうだ。

こうして始まったゴーストの捕獲作戦は、スーザンさんとパートナーのティミ・ゾンディロスさん(Timi Zondiros)の主導で行われた。2人は住民たちからゴーストの行動範囲を記した地図を手に入れ、インスピラーダ周辺を入念に調査、約2週間をかけてゴーストが姿を現しそうな場所を絞り込んだ。

そして先月28日夜、ゴーストの捕獲に成功。餌が入ったクレートを仕掛けて6時間後のことだった。ゴーストは骨と皮ばかりになっていたものの、クレートに入ると大人しく座り込み、安堵した様子だったという。

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