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【海外発!Breaking News】片耳のピットブル 大好きな犬のぬいぐるみの耳をちぎり、自分と同じ姿に(米)

TechinsightJapan / 2023年2月15日 16時42分

【海外発!Breaking News】片耳のピットブル 大好きな犬のぬいぐるみの耳をちぎり、自分と同じ姿に(米)

左耳がない状態で動物保護施設にやって来たオスのピットブルがある日、大好きな犬のぬいぐるみの左耳を噛みちぎってしまった。驚いたスタッフがその後、Facebookに犬とぬいぐるみの写真を投稿、ピットブルの悲しい過去を綴ったところ大きな反響があった。米ネットメディア『LiveNOW from FOX』などが伝えている。

米ノースカロライナ州の非営利団体「ウェイク郡動物虐待防止協会(SPCA of Wake County、以下SPCA)」のFacebookに今月4日、保護犬“ブルーノ(Bruno、1)”の写真3枚が投稿された。

そのうちの1枚はブルーノの横顔を捉えたもので、左耳がないのがはっきり見て取れる。そして他の2枚は、ブルーノと左耳がない犬のぬいぐるみが一緒に写ったもので、次のような説明があった。

「みなさん! ブルーノは大好きなぬいぐるみの耳を引きちぎってしまったの。自分と同じ(左)耳をね。」

「このぬいぐるみを発見したスタッフは『信じられない』という気持ちでいっぱいで、SPCAのメンバーに見せようと写真を撮ったの。」

「ブルーノは以前、鎖につながれたまま外で暮らしていてね。他の犬に襲われ、左耳を噛みちぎられたの。逃げることができずにね。」

SPCAによると、鎖で自由を奪われたブルーノは逃げることもできず、ノースカロライナ州の凍えるように寒い冬、そして太陽が照り付ける暑い夏もひたすら耐えるしかなかったという。そして“非常に困難な状態”でいたところを保護されたというのだ。

それでもスタッフは「ブルーノは優しくて甘えん坊、その上、行儀が良くて、愛くるしくて、頭がいいの!」と語り、こう明かしている。

「ブルーノはウルっとした目をしているけれど、とてもハッピーで愛されキャラ。それにいつも尻尾を振っていて、つらい目に遭ってきたことを全く感じさせないの。」

「トラウマを抱えているはずなのに他の犬を恐がることもなく、なにより人間が大好き! 愛情深く、寛大な心を持っているのよ!」

そしてブルーノがぬいぐるみの耳をちぎり取ってしまった理由について、このように述べた。

「ブルーノは『自分に悪いところなんてない』ということをちゃんと分かっているの。だから『耳がなくても完璧だよ』ということを証明したかったのよ!」



ちなみにこの投稿は大きな反響を呼び、「ブルーノはなんて悲しそうな目をしているの! 本当につらい経験をしてきたんだね」「ブルーノに温かい家族が見つかるといいね」「私の飼い犬も片耳がなくて、同じようにぬいぐるみの片耳をちぎってしまったわ。ブルーノとソウルメイトね!」「少なくとも今は安全を確保したから安心。幸せになって!」といったコメントが寄せられた。

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