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【エンタがビタミン♪】宇梶剛士と田中要次が“男の生き様”を語る。「菅原文太さんのイメージ…」

TechinsightJapan / 2014年9月2日 15時55分

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映画『チング 永遠の絆』のトークイベントに作品のイメージにぴったりな男。俳優の宇梶剛士と田中要次が登壇した。プライベートでも仲が良いという2人だけに、田中が「宇梶さんはこの映画にふさわしい過去をお持ちなので」と笑いながら冗談を飛ばす場面もあった。その宇梶からは「菅原さん…」とあの大物俳優との思い出も飛び出していた。

幼なじみの男の子4人が青春時代を過ごしながら、やがて裏社会に足を踏み入れる様を描いた、青春ノワールの名作映画『友へ チング』から12年。オリジナルと同じクァク・キョンテク監督によって映画化された待望の続編『チング 永遠の絆』が、9月6日(土)より公開される。それに先駆けて、8月29日(金)に『友へ チング』と続編『チング 永遠の絆』の2作が連続上映された。上映前には日本のアウトローな俳優、宇梶剛士と田中要次が熱い“チング”話を繰り広げた。

映画について宇梶剛士が「衝撃を受けましたね…久しぶりに映画らしい映画を観たというか。幸せに感じました」と真面目に語ると「宇梶さんはこの映画にふさわしい過去をお持ちなので」と笑いながら茶化す田中要次。「僕はこう見えて4人の仲間の堅気のほうですからね」とまで言えるほど宇梶とは懇意なようだ。なにしろ、あの宇梶が「心のお兄さんだと思っています。真剣な話から、LINEやMacなどのことも聞くとやさしく教えてくれます」と慕っている。

現在放送中のドラマ『HERO』のシリーズでは無口なマスター役で知られる田中要次。「こだわりの男の生き様、ありますか?」と問われると「あるよ」とマスターお決まりのセリフで返した。だが、「“男は汗だ”と言ってしまいがちですが、生き様は背中に出る。かっこいいものばかりじゃない。これは男同士のチング(友情)の物語ですが、友情はある種、恋愛に近いですよね。傷をなめ合うだけでなく、出会った友達に対する嫉妬などがぐるぐるまわりながら刺激し合うのかなと思います」とマスター役ではあり得ないほど熱弁していた。

宇梶剛士は「僕は未成年の時に改心したので人を殺めたことも前科も、刑務所もないんですけど」と笑いながら過去を明かして、彼自身は「脅したり、恐怖で人をおとしめたり、金儲けをするということにすごく違和感、敵意があって」という。その上で、「僕は肯定しないけど“男は一度決めたことを貫く”という悲しさ」、「最後のセリフで“かっこよくなければいけないんだ”というところから感じた不器用さに心が揺さぶられました」と映画2作に描かれた“男の生き様”に触れた。

さらに、宇梶はそうした世界観を「日本では『仁義なき戦い』の菅原文太さんのイメージがあり、なじみが深いですよね」と例えながら、「菅原さん…そういえば拾ってもらったのにすっかり忘れていました。いまだに怖い親父だという印象ですね」と懐かしそうにしていた。

また、バイオレンスシーンについては、「血が流れたり、鋭利な凶器だったりと怖いんですけど、執念やそれぞれの思いを描くためには血の量やああいう行為によって彼らの思いは表されていたのではないか」、「韓国映画って映像の力がすごい…観てるととても驚かされるんですが、実は上品に撮られています」と2人も感想を述べており、残酷な描写も重要な意味を持っているようだ。

映画『チング 永遠の絆』は、9月6日(土)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開となる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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