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【海外発!Breaking News】老人ホームの看護師、独断で男性入居者の足を切断 裁判で「本人が喜ぶと思った」と無罪を主張(米)

TechinsightJapan / 2023年3月1日 5時0分

【海外発!Breaking News】老人ホームの看護師、独断で男性入居者の足を切断 裁判で「本人が喜ぶと思った」と無罪を主張(米)

米ウィスコンシン州の老人ホームに勤めていた看護師の女が昨年5月、独断で男性入居者の足を切断した。男性への同情心と快適に過ごせるようにという気持ちから切断に踏み切ったという女は裁判で無罪を主張しているが、最長で98年の懲役刑に科される可能性があるという。また女は、男性の足を切断後「実家の剥製屋に足を飾りたい」と同僚に語っていたことが分かっている。米ウィスコンシン州のメディア『WEAU』などが伝えた。

事件は昨年5月27日、米ウィスコンシン州西部にある老人ホーム「Spring Valley Health and Rehab Center」で発生した。同ホームで看護師として働いていたメアリー・K・ブラウン(Mary K. Brown、38)は、男性入居者(62)の右足を本人の意思や医師の承諾も無しに切断したのだ。

この男性がホームに入居したのは昨年3月のことで、自宅で転倒したためだった。また男性が入居前に暮らしていた家には暖房が入っておらず、両足は凍傷を負い、組織が壊死していた。右足は5センチのほどの皮膚と腱のみで足先とつながっていた状態だったという。

切断から1週間ほどで男性は死亡したが、刑事告訴では死因が切断によるものとは明示されていない。

捜査当局が他の看護師に行った事情聴取によると、ブラウンは男性の壊死した足を切断後、同僚らに対して冷凍庫に足を保存するように伝えており、現場にいた複数のスタッフが「彼女はその足を剥製にするつもりだった」と証言している。同州ピアース郡に提出された告発状によると、ブラウンは「実家の剥製屋に『子供たちは(足が冷えないように)ブーツを履きなさい』という看板を付けて飾りたい」と話していたそうだ。

ある看護師はブラウンの発言を「不気味だった」と振り返っており、別の看護師は「施設の管理者と警察にこの事件を報告するべきだった」と後悔の念を口にした。

ホームの管理者によると、ブラウンは足の切断についての記録を残していなかったという。管理者は「足の切断の処置は医師が行うべきだった」と述べつつも、「切断は男性に『尊厳と快適さ』を与えるための行為だったと信じており、医師ならその処置を指示しただろう」とブラウンを援護した。

今回の事件が公となったのは昨年6月4日のことで、葬儀場に安置された男性の遺体の足が切断され、そばに置かれていることに気づいた検視官が検死解剖を依頼し、その後警察に通報した。

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