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【海外発!Breaking News】生前に自分で棺をデザインしていたおばあちゃん 葬儀でサプライズ披露(米)

TechinsightJapan / 2023年2月26日 21時30分

【海外発!Breaking News】生前に自分で棺をデザインしていたおばあちゃん 葬儀でサプライズ披露(米)

今月18日、米アリゾナ州である女性の葬儀が行われた。生前、自身のイニシャルから“M&M”として慕われていた女性は、アメリカのチョコレート菓子「M&M’S」のキャラクターをテーマにした棺を息子に手伝ってもらいながらデザインしていた。この棺の写真がTikTokでシェアされると「なんて素敵なおばあちゃんなの」と絶賛する声が続々と寄せられたという。英ニュースメディア『Metro』などが伝えている。

亡くなったのは、30年間教師として働いてきたメアリー・エステル・ストークス・マーティン・ゲイリーさん(Mary Ester Stocks Martin Gaily)だ。メアリーさんは学校で“メアリー・ストークス・マーティン(Mary Stocks Martin)”と名乗っており、自身の名前を書く時はいつも名前のイニシャルである“MSM”と書いていたという。メアリーさんの孫であるビリー・マーティンさん(Billy Martin)は「Sを書く時は筆記体になるので、“M&M”のように見えるのです」と話しており、生徒たちに慕われていたメアリーさんは、M&M’Sのチョコレートや小さなおもちゃをよくもらっていたという。

これほど生徒たちに愛され、“M&M”という名前をメアリーさんが大事にしていた事実を、家族らはメアリーさんの葬儀の時に知ることになった。運ばれてきたメアリーさんの遺体が入った棺は、なんと大きなM&M’Sのキャラクターの形をしていたのだ。青いキャラクターが目を閉じて横になっており、お腹の上に置かれたたくさんのカラフルなチョコレートを抱えるように手を添えている。さらにそのチョコレートには、1粒ずつ家族全員の名前が入っていた。



「おばあちゃんがこんな棺を持っていたなんて、全く知りませんでしたよ」とビリーさんは驚いており、ひ孫のブルックリン君(Brooklyn、10)は「脚が付いているのが見えたし、家族みんなの名前が書いてあるのもすごいと思ったよ」と喜んでいた。



メアリーさんは生前、息子のビル・マーティンさん(Bill Martin)の力を借り、大好きだったピーナッツ入りの青いM&M’Sをテーマにして自身の棺を作っていた。ビルさんの妻リサ・リチャードソンさん(Lisa Richardson)は「彼女にとって自分の葬儀に参列できないことが心残りでしょうね」とコメントしている。

孫のスコット・ラウンドツリーさん(Scott Roundtree)がTikTokでメアリーさんの棺を公開すると、閲覧回数が900万回を超える反響を呼んだ。家族はメアリーさんのためにカラフルなキャラクターのTシャツ姿で参列しており、コメント欄には「これは素晴らしいアイディアだ」「亡くなった女性も天国で楽しんでいるだろうね」「生前に愛されていたことがよく分かるよ」「自分の葬儀でもこんなことをしたいな」などメアリーさんのアイディアを絶賛する声が続々と寄せられた。

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