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【海外発!Breaking News】薬物依存症を克服した女性、壮絶な闘いをシェアし、ビフォーアフターを公開(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年2月27日 22時2分

【海外発!Breaking News】薬物依存症を克服した女性、壮絶な闘いをシェアし、ビフォーアフターを公開(米)<動画あり>

米フロリダ州に住むナタリー・キングさん(Natalee King、33)は今から5年前、5年間依存してきた薬物を断った。ナタリーさんはその後、「同じ悩みを抱えている人を救いたい」とTikTokをスタート、自身の壮絶な薬物との闘いをシェアし注目を集めている。英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えた。

米フロリダ州タンパに住むナタリー・キングさんは2008年8月、18歳の時に姉ニキさん(Niki)を薬物中毒で亡くした。26歳だったニキさんは当時、米空軍の医療関係の仕事をしていたが、悪い仲間とつるむようになり、自宅で床に突っ伏したまま死んでいるのを16歳だった弟が発見した。

姉の死を受け入れることができなかったナタリーさんはその後、決まっていた大学への進学を止めて米空軍に入隊、日本に移り住んだ。そしてそこでジョン・キングさん(John King)と恋に落ちて結婚、2012年に息子ジョン・ジェイムズ・キング・サード君(John James King III)が誕生した。

夫婦はその後、米メリーランド州に移動になり、ナタリーさんが幸せの絶頂にいた2013年2月、悲劇が起きた。最愛の夫ジョンさんが仕事中に事故で死亡し、ナタリーさんは抑うつ状態に陥ったのだった。息子ジョン君はまだ生後8か月だった。

ナタリーさんは当時のことをこのように振り返る。

「医師に抗不安薬ザナックス(日本ではソラナックス)を処方されて手放せなくなり、あっという間に薬物依存症になったの。薬の補充時期が来る前に全てを使い切り、薬に耐性ができ始めてね。路地裏や、オンラインで薬を購入するようになったわ。」

ナタリーさんはその後の4年間で精神療養施設に7回入所したが薬を断つことができず、逆に強い中枢興奮作用がある覚醒剤「メタンフェタミン」にはまり、深い闇に落ちていった。

「ザナックスの使用で日中、眠くなってしまってね。目を覚ますためにメタンフェタミンを使ったの。あの頃が人生のどん底だった。怖くて、いけないことと分かっていても抜け出すことができなかったの。悪い仲間と一緒にいたのよ」とナタリーさん。続けてこう明かした。

「私は薬の過剰摂取を何度も繰り返し、2度、命を絶とうとして失敗したの。そうして何度も刑務所のお世話になったあげく、過剰摂取で3日間の昏睡状態に陥ったわ。自分でも助けが必要なのは分かっていたのに手に負えなくなっていた。そうして4年目になると、息子の親権を両親に引き渡さざるを得なくなったの。もう生きていることなんてどうでもよくなっていたわ。」

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