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【エンタがビタミン♪】SMAPの新アルバム曲『好きよ』に名曲の予感。木村拓哉は「今まででも珍しい曲」。

TechinsightJapan / 2014年9月4日 14時55分

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木村拓哉がラジオ番組『坂本美雨のディアフレンズ』(TOKYO FM)に出演して、SMAPのニューアルバム『Mr.S』や9月4日から始まるドームツアーについて語った。今回のアルバムで初めてSMAPに楽曲を書いた川谷絵音(indigo la End / ゲスの極み乙女。)の1曲、『好きよ』のレコーディング裏話も明かしている。

SMAPの21枚目となるオリジナル・アルバム『Mr.S』の発売日となる9月3日、『坂本美雨のディアフレンズ』に木村拓哉がゲスト出演した。今回のアルバムではドラマ『HERO』の第1話に出演した森山直太朗が、木村のソロ曲『One Chance!』を書いて話題となった。撮影で森山と初めて一緒に仕事をした木村が、「すっげえフィーリングが気持ちよくて」と森山に楽曲を依頼したという。

また、バンド・ゲスの極み乙女。やindigo la Endで活躍する川谷絵音も『アマノジャク』と『好きよ』を作詞・作曲している。この日の放送で、木村は『好きよ』について「言葉は“好きよ”という女性的な歌詞だが、レコーディングではそんなに女子目線のフィーリングはなかったかな」と明かした。また、「SMAPの楽曲には珍しく、レコーディングで『Aメロ、Bメロ、はい、あなた。サビ、あなた全部…』と1曲をきっちり割り当てた」そうだ。

その『好きよ』が流れた後で、パーソナリティーの坂本美雨は楽曲を提供するアーティストについて「SMAPに書くからこそ、自分では歌わない、出てこない歌詞だとか“SMAPだからこそ歌って欲しい”というのがありそうだ」と語っている。それには木村拓哉も、「そういう風に受け取ってもらえるだけで、ウチらは光栄ですね」と感じ入った。

実は、川谷絵音が9月3日に『enon kawatani(ピコーン!)(indigolaEnd) ツイッター』で、「SMAPのファンの方からたくさん曲の感想頂けて嬉しいです」とつぶやいている。『好きよ』と『アマノジャク』を聴いて早くも反響があったようだ。彼は「インディゴでもゲスでもない川谷絵音という人間が作った人間くさい曲です。長く愛される曲になったらいいなぁと切に思います」と願っていた。坂本美雨も“SMAPだからこそ歌って欲しい”と受け止めたように、今回の2曲にはバンドでの川谷絵音とは違ったカラーが出ているようだ。

木村拓哉は意外にも「僕個人の中で、歌が第一優先とはなかなかなれていない」という。役者の方が自由に感じられ、歌を歌う時は「音楽は非常に大切なルールがいっぱいあって、だからいまだに緊張する」そうだ。彼は「センシティブな曲はもちろん好きだが、『SHAKE』や『BANG!BANG!バカンス!』のように“なんでもありじゃねっ!”という方がウチらっぽいと思う」とも語っており、『好きよ』は明らかに“センシティブ”な楽曲だろう。それだけに、これまでにないSMAPの魅力を引き出しているように思える。あるいは、SMAPの名曲といわれる『オレンジ』や『BEST FRIEND』に並ぶものとなるかもしれない。

SMAPは9月4日から東京ドーム5daysを皮切りにドームツアーがスタートする。今でも歌は緊張するとカミングアウトした木村拓哉だが、「ライブは目の前に人がいてくれるという最大の事実があるので一番のパワーになる。緊張感というより、本当のコミュニケーションがとれる!」と燃えていた。レコーディングとライブではモチベーションが違うようだ。ニューアルバム『Mr.S』を引っさげたSMAPの5人は、年明け1月10日から3daysとなるナゴヤドームまで突っ走る。

※画像は『川谷絵音 indigolaend Instagram』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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