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【海外発!Breaking News】移植手術後、娘が腎臓提供者と知った父「まさか!」と感涙(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年3月2日 22時2分

ワシントン大学および同センターの腎臓・膵臓移植の外科部長であるジェイソン・ウェレン医師(Dr. Jason Wellen)によると、2人の手術室は隣同士で、ジョンさんがディレインさんの存在に気付かないよう細心の注意が払われたという。

そうして手術翌日のこと、ジョンさんは娘が病院のガウンを着用し、点滴をしながら自分の病室に入ってくるのを見て初めて、“匿名のドナー”が誰だったのかを悟ったのだった。

当時の様子はカメラが捉えており、ジョンさんは娘を見るや否や「オーマイガー、嘘だろう!」と言って泣き出してしまう。ディレインさんは、そんな父のそばまでゆっくりと進むと、肩を撫で優しく「大丈夫よ」と声を掛けている。



ジョンさんはその時のことを「動揺し、ショックだった」と明かしており、その後「何か企んでいたのは分かっていたんだ」とボソリと呟き、ディレインさんに「私はいつも何かを企んでいるのよ」と笑顔で返されていた。

なおディレインさんは数日後、TikTokにこの時の動画を投稿、「8か月間秘密にした後、私が匿名の腎臓のドナーであると知った父を見てちょうだい! ティッシュを忘れないでね」と言葉を添えた。また「もし6000人が送金アプリ『ベンモ(Venmo)』で1ドル(約135円)を送ってくれたら、父の腎臓移植の費用がカバーできるの」とキャプションを入れ、寄付を募った。

この動画の再生回数は約10日間で450万回を超えており、ディレインさんが先月24日に立ち上げたクラウドファンディングサイト「GoFundMe」の専用ページには、目標額5000ドル(約68万円)に対し、日本時間3月2日の時点で13335ドル(約182万円)を超える寄付金が集まっている。



2人は手術から3日後には退院、手術後のジョンさんは拒絶反応抑制剤を一生飲み続けなければならないものの、人工透析の必要はなくなった。ジョンさんは「今は娘の無償の愛に感謝している」と述べ、胸のうちをこう吐露した。

「何一つ変えるつもりはない。なぜなら以前と比べると本当に気分がいいからね。ただ我が子を守り、子供のためならどんなことだってするつもりでいたのに…。娘にこんなことをしてもらって…。今でも泣けてきて仕方ないんだ。」

ちなみに非営利団体「全米臓器分配ネットワーク(UNOS)」によると、米国では現在、10万4千人以上が臓器移植の待機リストに名を連ねているそうで、ディレインさんは「より多くの人に臓器移植やドナーの必要性について知ってもらえれば」と語り、最後にこんな言葉を残している。



「臓器移植は痛みを伴うわ。でもドナーになるだけの価値はある…。なぜならそれは人の命を救う、“命の贈り物”だから!」



画像は『Good Morning America 2023年2月28日公開YouTube「Daughter surprises dad with kidney donation l GMA」』のサムネイル、『Delayne 2023年2月19日付TikTok「watch my dad find out that I was his anonymous kidney donor after keeping it a secret for 8 months」、2023年2月20日付TikTok「2/19: UPDATE: we both finally get to go home!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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