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【海外発!Breaking News】ゴミ屋敷に住んでいた行方不明の男性、8か月後にミイラ化して発見(米)

TechinsightJapan / 2023年3月9日 5時0分

【海外発!Breaking News】ゴミ屋敷に住んでいた行方不明の男性、8か月後にミイラ化して発見(米)

行方不明になってから約8か月後、夫の遺体を妻が自宅で発見した。警察は少なくとも2度、夫妻の自宅の捜索をしていながら男性の発見には至らず、遺体はミイラ化していたという。3児の父だった男性の悲劇を、英ネットメディア『The Sun』などが伝えた。

米イリノイ州マディソン郡トロイに住むジェニファー・メイジさん(Jennifer Maedge)は昨年4月27日午後、地元警察に夫リチャードさん(Richard、53)の行方不明届を提出した。

ジェニファーさんがリチャードさんと最後に話をしたのは前日のことで、電話で「今日は仕事を早く上がる」と伝えてきたという。しかしジェニファーさんが帰宅すると、車が外に駐車してあるにもかかわらず夫の姿は見当たらなかった。

リチャードさんは鍵類や貴重品などを自宅に残しており、ジェニファーさんは自宅を調べにやって来た警察官に「耐え難い臭いがする」と訴えていたが、夫が発見されることはなかった。

マディソン郡の副主任検視官ケリー・ロジャース氏(Kelly Rogers)によると、地元警察は夫妻の家について「まるでゴミ屋敷のようだった。捜索中には下水のような悪臭がしていた」と説明したそうで、のちに同警察は「ゴミ山の中での行方不明者の捜索は困難を極めた」とも明かしていた。

その後、異臭は近隣にも広まってしまい、ジェニファーさんは警察にもう一度自宅を捜索してもらったものの、夫は見つからないままだった。



しかし悪臭に頭を痛めたジェニファーさんは、配管工に下水の調査を依頼した。すると「臭いの原因は下水から生じるガスでしょう」と指摘されたという。そして地下の下水管の一つに蓋をしてもらい、臭いは次第におさまっていったが、夫が行方不明になってから約8か月後の12月11日、ジェニファーさんは自宅内で驚愕の発見をしたのだった。

「その日はクリスマスツリーのオーナメントが入った箱を出そうと、滅多に開けることがないクローゼットを開けたの。するとガラクタがいっぱい詰まったクローゼットの奥にミイラ化した遺体があったわ。本当にショックだった」と当時のことを振り返るジェニファーさん。英ネットメディア『The Sun』によると、リチャードさんは首を吊っていたそうで、ジェニファーさんは衝撃的な結末に心を痛めつつ「これで夫はやっと、安らかに眠ることができるでしょう」と複雑な胸のうちを明かしていた。

なおリチャードさんの検視結果は今月2日に公開され、自殺で事件性はないことが明らかにされた。クローゼットは大人1人がやっと入れるほどの大きさで、ロジャース氏は「遺体の発見が遅れたのは、遺体がミイラ化したことで強烈な臭いを発しなくなったためだろう」と述べている。

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