【エンタがビタミン♪】V系“Purple Stone”が完全復活ワンマンLIVE。keiyaの「会いたかったぜ」にファン歓喜。
TechinsightJapan / 2014年9月9日 20時25分
V系バンド・Purple Stoneのボーカル・keiyaが喉の疾患を乗り越えて完全復活。復活ワンマンLIVE「反撃の紫」を開催した。再び3人で走り出したPurple Stoneの勢いを表すかのように、新作『甘酸っぱいマンゴー』のリリースも発表。集まったファンを歓喜させた。
昨年、2013年6月に始動するや、瞬く間にV系インディーズシーンでその名を轟かせてきたPurple Stone。Vo. keiya(ケイヤ)、Ba. 風麻(フウマ)、 Gt&Prog. GAK(ガク)の3人から繰り出される疾走感のあるサウンドがその魅力だが、その要ともいえるkeiyaが喉の疾患により今年の3月より治療に専念することとなった。
彼は3月15日に『Purple Stone keiyaオフィシャルブログ「在るがままに…」』で、初期声帯ポリープの治療中だった3月初旬に「突然、喉に異物感を感じ、何故か全く中高音が出なくなり徐々にまともに歌えなくなりました」と伝えている。翌日にはほとんどしゃべることもできなくなり、「今までに感じた事のない感覚と恐怖に正直相当焦りました」という。医師からは“左反回神経不全麻痺”と診断された。
keiyaは治療に専念して、バンドは風麻とGAKの2人で継続することとなった。keiyaの入院生活はボーカル生命を絶たれるかもしれない不安もあり、それは辛いものだったはずだ。だが、彼は7月25日に「強い痛みや動かない左肩、喋れないストレス、日に日に薬の副作用に、惨めになっていく自分の姿。もう考えるだけで吐き気がする」と闘病を振り返りながら、完治したことを報告している。ファンからの千羽鶴や寄せ書きなどの励ましとメンバーやスタッフのおかげで乗り越えたという。
そして先日、9月8日に北堀江hillsパン工場で「反撃の紫」と銘打った復活ワンマンLIVEを開催。keiyaが完全復活を果たした。チケットは発売後に即ソールドアウトとなり、久々に3人そろったPurple Stoneに会おうとファンが詰め寄せた。
keiyaの「会いたかったぜ!」の一言を皮切りに幕を開けたLIVEは、満員のファンの歓声で騒然となった。パワーアップして帰ってきたkeiyaの圧倒的なVoとステージング、そして完全体のPurple Stoneで戻ってきたあのパフォーマンスにファンも酔いしれた。LIVEはあっという間に過ぎていき、本編最後には『願い』を披露。keiya復活へのファンの願いが繋がり、会場中が大合唱となった。
また、V系バンドとして新たな1ページとなる新作『甘酸っぱいマンゴー』を11月26日に発売することも発表された。半年ぶりの復活により、新たなフェイズを迎えたPurple Stone。彼らの今後の活動から目が離せなくなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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