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【海外発!Breaking News】世界で最も小さく生まれた3つ子姉妹、ギネス記録に認定されて2歳に(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年4月8日 11時0分

その後、3つ子姉妹は奇跡的に生き延びることができたが、NICUに入院中、黄疸や敗血症、呼吸困難など様々な症状に見舞われた。

さらにMRI検査の結果で脳性麻痺の兆候が見られたが、ルビ・ローズちゃんとペイトン・ジェーンちゃんは2021年7月に、ポーシャ・メイちゃんは同年10月に退院が許可された。

当時、医療スタッフから「英国で生き延びた3つ子の中で最も小さく生まれた姉妹かも知れない」と聞いたジェイソンさんはギネスワールドレコーズに連絡した。そして審査の結果、3つ子姉妹は昨年11月に「生き延びることができた最も体重の軽い3つ子」と「最も小さく誕生した3つ子」としてギネス世界記録に認定されたという。

そんな3姉妹の現在の様子について、ジェイソンさんはこのように明かしている。

「ルビ・ローズは食事やハイハイ、それにひとりで歩くこともできるようになりましたが、ポーシャ・メイとペイトン・ジェーンは運動能力に問題があり、補助なしでは座ったり直立することができません。また2人は食事ができないため、チューブで流動食を直接胃に送って栄養補給をしており、満腹や空腹を認識することもできません。しかし娘たちのために尽力してくれた医療スタッフには、とても感謝しています。」

またミカエラさんは「障がい児のお世話は本当に大変です。特に生まれてから最初の1年間はとてもストレスフルな日々でした。病院の予約に追われ、医療関係者が毎日のように自宅を訪れるのですから。なぜあんなに早く陣痛が始まったのかは誰にも分かりませんが、妊娠が判明した当時、私たちはCOVID-19の影響で仕事と家を失いました。そのストレスとプレッシャーのせいで破水してしまったのかも知れません。でも私とジェイソンはこれまで、子どもたちのために必要なことをただひたすらやってきたのです」と語った。

そんな夫妻は現在、低体重児を抱える家族や父親のメンタルヘルスについての認識を高めるためにTikTokで活動中だといい、ジェイソンさんはその使命についてこのように述べている。

「NICUでは父親のための支援がほとんどなく、父親の産後うつについてはあまり知られていません。なので多くの新米パパのために力になりたいと思いました。この2年間、私はパートナーであるミカエラに支えられてきました。本来なら私が彼女のサポートをすべきですが、もし彼女がいなければ乗り越えられませんでした。その強さとサポートに心から感謝しています。私たちと同じような境遇の人に『もしあなたが少し落ち込むことがあっても、私たちはあなたのためにここにいます』と伝えたいのです。」



画像は『Guinness World Records 2023年3月27日付「UK sisters certified as world’s most premature triplets」』『BBC 2023年3月27日付「Trio sets world record as most premature triplets to survive」(PA MEDIA)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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