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【海外発!Breaking News】わざと急ブレーキをかけたスクールバス運転手 保護者は批判も「子どもを教育しない親の代わりにやっただけ」と援護の声(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年4月23日 21時0分

【海外発!Breaking News】わざと急ブレーキをかけたスクールバス運転手 保護者は批判も「子どもを教育しない親の代わりにやっただけ」と援護の声(米)<動画あり>

アメリカで幼稚園児と小学生の送迎を行うスクールバス運転手が、児童に対して座席にしっかり座るように促すため、わざと急ブレーキを踏んだことが物議を醸している。公開された映像には、急停止の衝撃で大きく体勢を崩す児童達が映っており、中には血が滲むほどのケガをした子もいた。保護者からは批判の声が殺到したが、動画がネット上に公開されると「自分の子どもを教育しない親の代わりにやっただけだ」など運転手を擁護する声があがっている。米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。

話題の映像は、米コロラド州ダグラス郡キャッスル・ロックにある小学校「Castle Rock Elementary School」の送迎バス車内に設置されたカメラが、3月1日の午後3時45分に捉えたものだ。バスには幼稚園児から小学6年生の児童が乗っており、運転手のブライアン・フィッツジェラルド(Brian Fitzgerald、61)がハンドルを握りながら「みんな、ちゃんと席に座らないとだめだぞ」とマイクを使ってアナウンスした。一部の児童は横向きになって通路を挟んだ反対側の席に座る友達と話しており、ブライアンはこうした子に対してしっかりと席に座ってもらうために呼びかけたようだ。

しかし無反応な児童達の様子に、ブライアンは「どれほど危険か見てみるかい?」とアナウンスすると突然、急ブレーキをかけたのだ。当時、バスは時速9マイル(時速約14.4キロ)で走行しており、急ブレーキによって児童達は座席から転落し、前の座席に強くぶつかっている。不意の出来事に「オーマイガー!」と叫ぶ子もいた。その後、ブライアンは「分かったかい? こうなるからしっかりと席に座らないといけないんだ。向きを正してちゃんと座らないと、学校に報告するぞ」と話して運転を続けた。

頭や体を強く打ち付けてしまった児童達は軽いパニック状態に陥り、「なんでこんなことをするの?」という困惑の声や「大丈夫?」とお互いを心配する声が聞こえてくる。バスの後部座席にも複数の児童が座っており、そのうちの1人が親に電話をかけて「バスの運転手が急ブレーキをかけて、頬から血が出るほどケガをした子がいるの。運転手に話したけど、気にしてなかった」と報告する様子が映っていた。

その後、頬をケガした子は自分の降車場所に着くと、待っていた親に泣きついた。ブライアンが「大丈夫ですか?」と声をかけると、親は「ケガをしているけど、大丈夫そうです。ブレーキはもっとゆっくり踏んだ方がいいですね」と返答した。ブライアンは謝罪しながら、「停車しようとした時に、子ども達があちこちで飛び回っていたんです。しっかりと座っていたら、座席から投げ出されることはなかったと思いますよ」と説明した。この会話を聞いた後部座席の児童は「飛び回ってなんかいなかったよ」とブライアンに届かない小さな声で話していた。

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