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【海外発!Breaking News】道路を渡るカモの親子を誘導していた男性、車に撥ねられ死亡(米)

TechinsightJapan / 2023年5月24日 20時1分

【海外発!Breaking News】道路を渡るカモの親子を誘導していた男性、車に撥ねられ死亡(米)

カモの親子が車の走る道路を横断しようとする時、親切な人が車を止めて誘導することもある。しかしこのほど米カリフォルニア州の道路で、カモの親子を誘導していた男性が車に轢かれて亡くなるという悲しい事故が発生した。事故の現場に居合わせた12歳少年が、米ニュースメディア『KCRA』のインタビューで当時の状況を語っている。

事故は今月18日午後8時15分、米カリフォルニア州ロックリンにあるスタンフォード・ランチ・ロードとパーク・ドライブの交差点で発生した。亡くなったのはケイシー・リヴァラさん(Casey Rivara)で、当時、母親の運転する車からケイシーさんの様子を見ていたウィリアム・ウィムザット君(William Wimsatt、12)は「ケイシーさんは車から降りて、カモの親子が交通量の多い道路を渡ることができるように手伝っていました。周囲の人は車を止め、みんな拍手を送っていましたよ」とその状況を振り返る。

ウィリアム君もケイシーさんの行動に感激し、その様子を写真に収めた。ケイシーさんはカモの親子を道路の端に誘導し、子ガモ達が縁石を乗り越えるのに苦労していたため、子ガモをすくい上げて手伝った。無事にカモの親子を見送ると、周囲からは再び拍手が起きたという。

そして役目を終えたケイシーさんが自身の車に戻るため、ウィリアム君らが乗る車の前を通り過ぎた時、ウィリアム君の母親は車の窓ガラスを下げて「よくやりましたね!」とケイシーさんに声をかけ、ウィリアム君もケイシーさんに「よくやりました!」と伝えたそうだ。しかしその直後、ケイシーさんは交差点に進入した車に轢かれしまった。通報を受けた救急隊が現場に到着したが、ケイシーさんはその場で死亡が確認された。

ウィリアム君は「ケイシーさんが実際に轢かれてしまった瞬間は見ていません。覚えているのは音と、交差点に飛んできたケイシーさんの姿だけです。ケイシーさんの靴と片方の靴下は、僕たちの車の目の前にありました」と話した。

車に轢かれてしまったケイシーさんは、スイミングスクールを終えた自身の子どもであるソフィアちゃん(Sophia、11)とジェームス君(James、6)を車に乗せており、ウィリアム君の母親はすぐに車を降りると、父親が轢かれる瞬間を目撃してしまったケイシーさんの子どもに駆け寄って慰めた。またウィリアム君の妹が後部座席に座っていたが、幸いにもカモの親子に夢中だったため、事故を目撃することはなかった。しかし身近に事故が起きたことがトラウマとなってしまい、ウィリアム君と妹は翌日に学校を休んだという。

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