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【海外発!Breaking News】アマゾンから生還の子供4人「母は4日間生きていた」「怯えて身を隠していた」(コロンビア)

TechinsightJapan / 2023年6月12日 15時34分

【海外発!Breaking News】アマゾンから生還の子供4人「母は4日間生きていた」「怯えて身を隠していた」(コロンビア)

南米コロンビア、アマゾンの密林地帯で40日間生存し、奇跡の生還を果たした4人の子供たち。今月9日に発見されるまでの行動が次々と明らかになる中、一緒に小型機に乗っていた母親が4日間生きていたこと、4人は救助隊が近くまで迫っていることを知りながら、怯えて身を隠していたことなどが伝えられた。英紙『The Guardian』などが報じた。

コロンビアの密林地帯で先月1日、7人が乗った小型機が墜落した事故で、4児の母マグダレーナ・ムクトゥイさん(Magdalena Mucutuy、33)が重傷を負いながらも約4日間、生存していたことが明らかになった。

救出された4人うちの2人の子の父マヌエル・ラノクエさん(Manuel Ranoque)によると、マグダレーナさんは墜落後の4日間は生きていて、亡くなる前に子供たちにこう伝えたという。

「もう(ここを離れて)行きなさい。そしてあなたたちの父を見つけるの。私があなたたちを愛したように、彼もあなたたちを愛してくれるでしょうから。」

なおマヌエルさんは、左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)の残党から脅迫を受けており、事故当時、家族とは一緒に住んでいなかった。そして先月1日、マグダレーナさんが子供たちを連れて、マヌエルさんに会いに行く途中で事故が起きていた。

4人の救助活動を統括した軍のペドロ・サンチェス氏(Pedro Sánchez)によると、4人の子供たちが発見されたのは墜落現場から約5キロ離れた場所で、救助隊はそこから20~50メートル以内の区域を2度ほど捜索していたものの4人を見つけることができなかったという。

子供たちの大叔父フィデンシオ・ヴァレンシアさん(Fidenxio Valencia)は、4人が40日間も見つからなかった理由について、「子供たちは怯え、救助隊から身を隠していたためだろう」と推測する。



実は子供たちの捜索が続けられる中、軍のヘリコプターがジャングル上空から食料の入った箱を投下したり、祖母の声で「救助隊が見つけやすいように、一定の場所から動かないように」とスピーカーを通して呼びかけていた。また救助犬も投入されていたもののこれらの行為が、逆に子供たちを恐がらせてしまったようだ。

「子供たちは密林で犬の鳴き声を聞き、恐怖に震えていた。そして鳴き声が聞こえると木の陰に隠れ、逃げていた」と明かすフィデンシオさん。さらにコロンビアのメディア『El Tiempo』のジャーナリストであるアリシア・メンデスさん(Alicia Méndez)は「子供たちには、祖母のメッセージが届いていた」と語り、こう続けた。

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