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【海外発!Breaking News】生後3か月のピットブル、乳児の手指5本を噛み切る「遊びの延長か」(米)

TechinsightJapan / 2023年6月25日 21時0分

【海外発!Breaking News】生後3か月のピットブル、乳児の手指5本を噛み切る「遊びの延長か」(米)

米フロリダ州で今年2月、1歳未満の女児がピットブルの子犬に襲われ、手指5本を失った。母親は当時、子犬と娘を同じ部屋に残してシャワー中で、当局は4か月にわたる捜査の末、今月16日に母親をネグレクト(育児放棄)の容疑で逮捕した。フロリダ州のニュースメディア『NBC2 News』などが伝えている。

フロリダ州ポート・シャーロットで2月14日、バシネット(新生児用かご型ベッド)に寝ていた女児(名前は明らかにされず)が、生後3か月のピットブルの子犬“アポロ(Apollo)”に襲われた。

女児の母親であるクロエ・ウィスニーウスキ(Chloe Wisniewski、21)は当時、「手早くシャワーを浴びたい」とバスルームにいたそうで、娘の叫び声を聞いて慌てて駆けつけた。

しかしクロエの目に飛び込んできたのは、娘の手を執拗に噛む血まみれのアポロの姿で、クロエはアポロを引き離し、噛まれた娘の手を布切れで巻いた。

そして緊急通報したクロエは、当時の様子を「娘の手は血だらけで、直視することができないほど」と説明したそうで、女児は駆けつけた救急隊によって地元の病院へ搬送された後、ヘリコプターでタンパ総合病院に向かった。しかし重傷で、医師は女児の左手中指、人差し指、小指の3本と、右手中指と小指の一部2本を切断せざるを得なかった。

一方、クロエは児童家庭局で受けた尿検査で大麻成分THC(テトラヒドロカンナビノール)が検出され、当局は「女児に一生残る傷を与えたのは、母親に重度の過失があったため」と結論付けて6月16日、逮捕に踏み切った。「なぜ女児を置き去りにしたのか」という理由については話が二転三転しており、詳細は今も明らかにされていない。



なおクロエの隣人であるキーシャ・ゴッドフレイさん(Kecia Godfrey)は、事故が起きたバレンタインデーの午後のことを「家の前には警察車両などがずらりと並び、黄色のテープが張り巡らされた。でも誰一人として、あの家の中で起きたことについて理解していなかった」と振り返り、クロエの逮捕についてはショックを隠し切れない様子でこのように語った。

「あの犬は赤ちゃんを傷つけるつもりはなかったと思う。でも大人の目が届かないところで、赤ちゃんと動物を一緒にしてはダメ。理屈なしにダメなのよ。それでも赤ちゃんが生きていたことは神様に感謝しなくちゃいけないわね。」

実はアポロはクロエがFacebookで見つけた犬で、事故が起きる前日に自宅に連れてきたばかりだったという。この件の後、動物の管理・保護を行う「シャーロット郡アニマル・コントロール、以下CCAC」がアポロを引き取り、10日間の検疫後に別の動物福祉団体へと移送されており、現在は里親を探しているそうだ。

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