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【海外発!Breaking News】末期の卵巣がんで余命わずかと診断された女性、長年の夢だった結婚式を挙げる(英)

TechinsightJapan / 2023年7月4日 17時50分

【海外発!Breaking News】末期の卵巣がんで余命わずかと診断された女性、長年の夢だった結婚式を挙げる(英)

末期の卵巣がんと診断されたイギリス在住の女性が今年4月、長年の夢だった結婚式を挙げた。彼女はパートナーの男性と10代の頃に出会ったのち3人の子供にも恵まれたが、様々な事情により結婚するタイミングを逃してきた。しかし今年1月、女性の以前から患っていたがんが進行し、余命わずかであることが明らかになったため、2人は結婚式を執り行うことにしたという。英メディア『The Mirror』などが伝えている。

英マージーサイド州ウィラル在住のエマ・ライスさん(Emma Rice、32)は4月29日、パートナーのダヴァさん(Dava、34)と長年の夢だった結婚式を挙げた。

10代の頃に友人を通じて出会った2人は、デイヴィッド・Jn君(David Jn、11)、キーリー・メイちゃん(Keeley-Mae、10)、アリエラちゃん(Ariela、6)という3人の子供をもうけたが、様々な事情により結婚する機会を逃してきたそうだ。

しかし今年1月、エマさんの以前から患っていたがんが悪化していることが明らかになり、余命わずかと診断されたことで結婚を決意したという。

ダヴァさんはエマさんの病気が発覚した時のことをこう振り返った。

「2021年2月、エマは膣からの大量出血と不快な症状について家庭医(GP)に相談しました。診察を受けた当初は避妊用リングが外れたせいだと考えられていて、エマは医師から『あなたはまだ若いから他の病気は考えられない』と言われていました。でも貧血気味で、出血と痛みで気を失うほどの症状だったので専門医の診察を受けることにしたのです。そしてエマの子宮頸部を診た医師から『このような症状は、がん以外では見られません』と告げられました。」

その後、ステージ3の子宮頸がんと診断されたエマさんは、リバプールの「クラッターブリッジがんセンター(Clatterbridge Cancer Centre)」で化学療法と放射線療法を受けた。

2人はエマさんの予後に希望を抱いていたが、今年1月にPET検査を受けた結果、がんは進行しすでに末期状態であることが確認された。

「残念なことにがんは広がっていてステージ4の卵巣がんと診断され、医師に余命を聞いたら1年ぐらいだと告げられました。私たちが出会ったのはエマが16歳、私が17歳の時でした。それ以来ずっと一緒にいる私たちはいつか結婚式を挙げるのが夢でしたが、経済的に余裕がなく毎日を過ごすだけで精一杯でした。でも残された時間がわずかだと分かると毎日がとても早くて…可能な限り早く結婚しようと決めたのです。」

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