【海外発!Breaking News】25年前から女性に餌をもらうキツネの家族 順番に並び、ネズミの贈り物も!(スコットランド)<動画あり>
TechinsightJapan / 2023年7月6日 11時50分
スコットランドに暮らす女性と8匹のキツネのやり取りを捉えた動画が、SNSで大きな反響を呼んでいる。カメラが映し出したのは、女性が8匹のキツネに餌やりをする光景で、キツネの家族との交流は25年も続いているという。スコットランドのニュースメディア『Daily Record & Sunday Mail』などが伝えた。
スコットランド中南部のイースト・キルブライドに住むシャロン・ヒューズさん(Sharon Hughes、56)が6月17日、Instagramに投稿した動画の再生回数が日本時間7月6日の時点で1220万回を超えた。
動画は、シャロンさんがドアを開け「おはよう! 可愛い子たち。ハロー」と挨拶し、裏庭からやって来た8匹のキツネに朝食のソーセージパンを与える様子を捉えたもので、キツネはシャロンさんが投げるパンを順番にくわえては去っていく。
シャロンさんも手慣れたもので、キツネの数を「ワン、ツー、スリー…」と確認しながらパンを投げ、優しく声をかけている。
シャロンさんは「私たちがキツネの家族に餌をやるようになって25年になるのよ!」と明かし、こう語った。
「今のキツネたちは4代目で、8匹が毎日やって来るわ。また時には、メスが子ギツネに食べさせるためにひょっこりやって来ることもあるのよ!」
さらにシャロンさんは、キツネの健康面にも気を配っており、車に轢かれて怪我をしたキツネを約65キロ離れたエアシアの動物サンクチュアリーに連れて行ったこともある。結局、そのキツネは救えなかったが、脚を引きずっていたり、痛みに苦しんでいるような個体にはソーセージに特別な痛み止めを入れているという。
面白いことにキツネたちにはそれぞれに名前があり、名前を呼ぶと反応するそうで、シャロンさんは8匹の個性をしっかりと把握している。
「掃除機のように何でも食べてしまう個体は“ダイソン(Dyson)”、遺伝的に頭が横に曲がっていると思われる個体は“ツイステッド(Twisted)”、英国王チャールズ3世の戴冠式の日に初めて現れた個体は“チャールズ(Charles)”と呼んでいるの!」と話すシャロンさん。続けて「あの子たちはとてもフレンドリーでね。ネズミなどの贈り物を時々持ってきて、玄関先に置いてくれるのよ!」と嬉しそうに語った。
キツネたちの巣穴は近くの森にあり、シャロンさんが呼ぶとすぐに庭に集結し、3匹の飼いネコともうまくやっているそうだ。
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