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【海外発!Breaking News】機内にはまだ乗客が モントリオール空港の火災でエア・カナダ機損傷(カナダ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年7月11日 17時4分

【海外発!Breaking News】機内にはまだ乗客が モントリオール空港の火災でエア・カナダ機損傷(カナダ)<動画あり>

カナダのモントリオール国際空港で現地時間9日、エア・カナダのボーイング777型機の下に駐車していた作業トラックが燃え出し、機体が損傷した。火災発生時、機内にはまだ乗客がいたという。カナダのテレビ局『CTV』や航空メディア『Paddle Your Own Kanoo』などが伝えている。

火災が発生したのは午後3時25分ごろ。スイスのジュネーブから約15分前に66番ゲートに到着したエア・カナダAC885便の乗客がまだ降機している最中だった。機体後方の下に駐車していた作業中のトラックのエンジン部分から出火し、真上のドア付近が瞬く間に炎と濃い黒煙に包まれていく様子が動画で分かる。

このトラックは飛行機のタンクにきれいな飲料水を充填する給水車だったが、皮肉なことに、車両に積まれていた満タンの水は消火の役に立たず、空港の消防車が現場に急行し消火活動を行うのを待つしかなかったようだ。

カナダのオンタリオ州キングストンに住むエルグン・カリスガンさん(Ergun Calisgan)は、オランダから到着した飛行機の乗客だった。この飛行機は当時、誘導路を移動中であり、火災現場の近くから炎が高く上がる様子を目撃した。

エルグンさんは『CTV』に対し、「あのような火事を目撃して、ただただ衝撃的でした」と述べた。

約20人の消防士が現場に出動し、火災は30分以内に鎮火した。出火原因は現在調査中だが、給水車の故障の可能性があると見られている。火災の影響で、濃い煙が航空機の客室内に入り、機体と少なくとも1つのドアが激しい熱で損傷した。

エア・カナダの広報担当者は、声明で「当社の安全手順に従い、乗務員はジュネーブから着陸した航空機から残りの乗客を速やかに降機させるなど、専門的な対応を行いました」と述べた。また「私たちは、今回の出来事に対応した従業員の行動を非常に誇りに思っています。機内や地上で負傷者は出ていません。エア・カナダは、この件の調査のために関係当局と協力する予定です」と続けた。



当時の様子を捉えた動画を見た多くの人々は、火災に驚愕し、また損傷による影響を心配する以下のようなコメントをSNSに寄せている。

「怪我人が出なかったのは幸いだったね。」
「早く修理を終えて、また飛行再開できることを願っているよ。」
「これは大がかりな修理で、綿密な調査と深刻な構造改善が必要になるよ。経済的に不可能かもしれない。」
「30分で消火できても、修理費や経済損失は7桁規模のダメージだろう。」

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