【エンタがビタミン♪】『ヨルタモリ』はトーク番組じゃなかった!? 「あれはカルト番組」と能町みね子。
TechinsightJapan / 2014年10月27日 19時55分
放送開始直後から大きな反響を呼んでいるバラエティ番組『ヨルタモリ』。タモリをはじめ出演者たちの活き活きとした表情が何とも印象的だが、番組のコンセプトについて能町みね子が明らかにした。
19日からスタートしたバラエティ番組『ヨルタモリ』(フジテレビ系)。大阪の会社の社長になりすましたタモリが、BARのママ役の宮沢りえやご近所さんという設定の能町みね子らと共に、登場してきたゲストと即興コントのようなトークを繰り広げる…というのが番組の主な概要だ。
これまで2回放送されたが、トーク部分はもちろんのこと、タモリが“フラメンコ歌手”や“中国のラッパー”に扮して有名ミュージシャンとセッションする映像などがトークの合間に挟みこまれるなど、遊び心満載の構成となっている。
そんな『ヨルタモリ』のコンセプトについて、出演者のひとりである能町みね子が10月24日放送のラジオ番組『久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)で興味深い発言をした。あらかじめトーク番組という位置付けで紹介されていた『ヨルタモリ』だが、能町は「私が言っちゃいますけど、あれは(安定した笑いを提供する)トーク番組じゃないです!」と力強く語る。そして、「タモリという“密室芸人”によるカルト番組ですよ」との表現で番組を説明した。さらに能町は、以下のような思いで自分やスタッフが番組に参加していることを明かしたのだ。
「昭和50年代(1975年~)くらいは、タモリさんはそういう立場だったわけですよ。それを改めて『今(の)スタイルでやりたい』というような気持ち。」
その時代に放送されていた『タモリのオールナイトニッポン』の構成作家を務めていた秋元康は、10月21日に放送されたラジオ番組『OLERA』(TBSラジオ)で、当時のことを「タモリさんが『こんなことやろう』って言うことの方が(自分が考えた案より)面白い。全然敵わなかったことを覚えてる」と振り返っていた。幅広い知識と教養に裏打ちされたタモリの「なりすまし」芸と、各ジャンルで活躍している出演者たちがどういった化学反応を『ヨルタモリ』で見せてくれるのか、大いに期待したい。
(TechinsightJapan編集部 TORA)
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