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【海外発!Breaking News】“水風船”のような卵膜に包まれた赤ちゃん、手足の動きやへその緒まで確認でき「魔法のよう」(ブラジル)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年7月16日 5時0分

【海外発!Breaking News】“水風船”のような卵膜に包まれた赤ちゃん、手足の動きやへその緒まで確認でき「魔法のよう」(ブラジル)<動画あり>

ブラジルで先月27日、双子姉妹の1人が卵膜と羊水に包まれたままの被膜児として誕生した。羊水の中の赤ちゃんの手足の動きやへその緒までがはっきりと分かり、「なんて美しく特別な瞬間!」と話題になっている。ブラジルのニュースメディア『G1』などが伝えた。

ゴイアス州イポラのエヴァンジェーリコ病院(Hospital Evangélico)で6月27日、ヴァネッサ・ダヤネ・バチスタ・オリヴェイラさん(Wanessa Dayane Batista Oliveira、27)が、帝王切開で双子姉妹ルアラちゃん(Luara)とリヴィアちゃん(Lívia)を出産した。

双子を取り上げたのは産婦人科のリアンドラ・カンポス・バルボサ医師(Dr. Leandra Campos Barbosa)で、ルアラちゃんは普通に誕生したものの、リヴィアちゃんは被膜児だったという。

被膜児の誕生は8万分の1の確率と言われており、ヴァネッサさんは「まさか我が子が被膜児だなんて、思いもしなかった。本当に驚いたし、まるで魔法にかけられたようだった」と明かし、「素敵な贈り物を受け取った気分よ」と続けた。

分娩の様子を捉えた動画では、水風船のような羊膜の一部が子宮から飛び出していて、リヴィアちゃんの足が中で動いているのが見て取れる。バルボサ医師は卵膜が破れないように慎重に取り出しており、卵膜が姿を現すと、羊水の中でモゾモゾしているリヴィアちゃんやへその緒をはっきりと確認することができるのだった。



それまで狭い子宮に入っていたリヴィアちゃんは身体を丸めて眠っているようでもあり、バルボサ医師は「双子が2人とも被膜児の場合、卵膜が破れないように取り出すのは難しいけど、1人ならなんとかなるわ。そうやって取り出された赤ちゃんはきっと、『自分はまだお腹の中に入ったまま』と思っているのでしょうね」と笑った。



姉妹はヴァネッサさんが妊娠37週と5日で誕生しており、健康状態は非常に良いそうだ。

なお超低出生体重児や双子の出産を多く手掛けているバルボサ医師は、5月29日にも同病院で被膜児を取り上げ、カメラは羊水の中の赤ちゃんの黒い髪やムスっとした表情などを捉えていた。

同医師は被膜児について「卵膜に入った赤ちゃんは本当に美しいと思う!」と述べており、これらの動画を見た人たちからは「なんて神秘的なのだろう」「特別な瞬間をありがとう!」「赤ちゃんの誕生は神聖だと思う。分娩に関わることができる仕事は素敵ね」「ママだけでなく、スタッフにとってもマジカルな瞬間なのだろうね!」「命って素晴らしい」といったコメントが寄せられた。

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