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【海外発!Breaking News】ホイットニー・ヒューストンの名曲を感情を込めて歌うダックスフント(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年7月22日 18時55分

【海外発!Breaking News】ホイットニー・ヒューストンの名曲を感情を込めて歌うダックスフント(米)<動画あり>

歌声ではなく、犬の鳴き声が人の心を揺さぶることもあるようだ。アメリカのある家庭で飼われているダックスフントが、伝説の歌姫ホイットニー・ヒューストンの名曲に合わせて“美声”を披露したことで、SNSユーザーを魅了している。米ニュースメディア『Newsweek』などが伝えた。

米ワシントンD.Cに住むアカウント名「Koji」さんが今月13日、オスのダックスフント“コージ(Koji)”の動画をTikTokに投稿したところ、これまでに300万回以上も視聴されるほど人気となっている。動画には車の助手席に座るコージの姿があり、車内にはホイットニー・ヒューストンの名曲『I Will Always Love You』が流れていた。

そして同曲のサビの部分「And I will always love you…(あなたをずっと愛している)」にさしかかると、コージは「ワウ、ワウワウ」と歌に合わせて切ない鳴き声をあげ始めた。さらにコージはオリジナルの曲のテンポに合わせて遠吠えまでしている。

その歌声(鳴き声)は、まるでコージが切ない恋でもしているかのように見えた。動画には「どっちの歌が上手?」と言葉が添えられており、ユーザーからはこのような声が寄せられた。

「誰がこの子の心を切なくさせたんだ? この犬は感情たっぷりに歌っているよ。」
「コージはいつアルバムをリリースするんだ?」
「誰か、あのワンちゃんとレコード契約をして!」
「お願い! このワンちゃんにグラミー賞をあげて!」

なお、オランダ在住の獣医師パトリック・ホルンボー氏(Patrik Holmboe)が米メディア『Newsweek』に語ったところによると、犬はもともと群れで生活する動物であり、他の群れとは遠吠えでコミュニケーションを取っていたことから、鳴き声が感情を表現する手段だという。さらにパトリック氏は以下のように述べている。

「犬が特定の音楽を聞くと、それをコミュニケーションの一種と捉えて自分も加わりたくなるのだと思います。それは彼らにとって自然な行為なんでしょう。耳にした音楽がその犬にとって喜びや悲しみを感じさせるかどうかは分かりませんが、この行動は彼らにとって心地良いものであり、仲間と繋がっていると感じさせるのだと思います。」

「犬がなぜ特定の曲を好むのか、はっきりと分かっていません。おそらく一部の曲には、犬がコミュニケーションを取りたくなるような欲求が起きる音が含まれているのかもしれません。また心臓の鼓動に似たテンポや、犬の自然な動きに合ったテンポの曲が好まれているという説もあるようです。でも犬は個体差があるので、歌の好みがそれぞれ存在するのかもしれませんね。」

今回、ホイットニー・ヒューストンの名曲を披露したコージはその後、TikTokで米ロックバンド「エクストリーム」のバラード曲『More Than Words』を見事に歌う姿が公開された。

ちなみに2020年にはイギリスで、飼い主が見ていない時にだけピアノを弾いて歌うダルメシアンが話題になっていた。



画像は『Koji 2023年7月13日付TikTok「Just riffin」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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